株式会社日本香堂ホールディングス ~変化を機会に!新体制で臨む老舗企業大変革の全貌~

現在にも影響している銀行員時代の教え

株式会社日本香堂ホールディングス 代表取締役社長 小仲 正克 (2017年8月取材)

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【ナレーター】

葬儀の簡素化や核家族化などによって、変革の時を迎えている供養業界。仏事に欠かせない線香も、住宅事情に合わせ商品ラインナップを変化させている。そんな中、線香の新たな需要の創出に挑戦し続ける企業がある。株式会社日本香堂ホールディングスだ。400年以上に渡って、『毎日香』や『青雲』といった定番商品を軸に、時代のニーズに沿った香りの文化を世の中に提供、近年ではアロマなどのホームフレグランス分野にも注力し、国内のみならず、欧米やアジアの市場にも積極的に進出している。

リーディングカンパニーとして更なる高みを目指すべく、2017年、新体制を発足させた日本香堂ホールディングス。伝統を受け継ぐ17代目社長の挑戦に迫る。

―現在にも影響している銀行員時代の教え―

【ナレーター】

1967年東京都生まれ。大学卒業後は、日本香堂ではなく大手メガバンクへ就職。そこで得られた経験が現在にも影響しているという。

【聞き手】

銀行マンとしての時代で、一番心に残っていらっしゃるご経験っていうのは、どういったことですか?

【小仲】

2つあります。1つは今でも大切にしていることですけども、入社したときに、当時の支店長にこう言われたんですよ。
「ビジネスマンとしてではなくて、社会人として立派になれ」。
そのときは意味がわからなかったのですが、7年に渡る銀行生活の中で、じわじわとわかってきました。その支店長の言葉は、とてもいい言葉だなと思っています。

もう1つ、バブル前とバブル後では、仕事のやり方も全く別のものに変わりました。そういったときには、新しいことがわからないものです。今だからわかることもありますが、そういった意味では、バブルの後の仕事のスタイルというのは、すごく印象に残っています。
特にあの時代は、「ニーズのないところにニーズを作れ」というのが、1つの大きな指針でした。ニーズのあるところで商売するのは当たり前。ニーズのないところにニーズを作るという、そこが後々いろいろと大きな影響があったことだ思います。

【聞き手】

実際、ご実家では事業をやってらっしゃるということですので、銀行の事業会社に対するスタンスもいろいろと現場で見てこられたのではないでしょうか?

【小仲】

そういった意味ではやはり、銀行にいてすごくお世話になりました。視点というのは、“銀行の視点”というものもあります。“仕事主体のビジネスの視点”と、“銀行の視点” の両面を見られたというのは、とても有難いことだったと思いますね。

【聞き手】

大企業でのご経験で、今ご自身で組織をつくるという中にも活きている部分というのは、たくさんございますか?

【小仲】

そうですね、あると思います。その1つが組織をどう使うかということです。お客さんの前に行くのは1人の人間なのですが、そこの裏には大きな組織があるので、組織の力を存分に使うという事の大切さ(を知ることができたという)のはあると思いますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 小仲 正克
役職 代表取締役社長

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