株式会社Geolocation Technology ~国内初の事業化に成功!元自衛隊社長の次なる挑戦~

Vol.3 Geolocation Technology創業秘話

株式会社Geolocation Technology 代表取締役 山本 敬介 (2017年9月取材)

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―Geolocation Technology創業秘話―

【ナレーター】

その後、自らのアイデアを事業化する計画を当時勤めていた会社に提案するが、望んだ答えを得ることができず2000年に起業を決意。その裏側に迫った。

【山本】

最初は1人で始めました。(当社は)技術開発型で立ち上がった企業ですので、まずは技術的に信用できる人をCTOとして迎え入れなければと(考えました)。そこで、地元のエンジニアが集まるメーリングリストに、「こういうことを考えているので、興味のある人がいたら手伝ってもらえませんか」と投げかけたところ、興味を示してくれた方がいたのです。その方は大手の企業に勤めていらっしゃって、ずっと開発職をやられていた方でした。私の事業に非常に可能性を感じてくれて、「自分が参加するからには、自分も出資をして加わりたい」と言ってくれましたので、「それだったら、仲間として一緒にやりましょう」ということで始めました。

やはり人の持っていない技術を開発しましたので、色々な方が話を聞いてくれました。ですので、とにかく人と会って自分の技術を伝えるのが楽しくて仕方がありませんでしたね。今振り返れば、格好よく言えば使命感があったのかもしれません。静岡インターネットの営業時代、お客様から言われた課題を解決するためにつくった技術ですので、そういう意味では使命感に燃えていたような気もします。

【ナレーター】

起業から順調に事業が進む中、2002年、初めての危機が訪れる。

【山本】

当時は、当社の重要な取引先はインターネット広告事業者でした。今でこそ色々な会社に使ってもらっていますが、当時はかなり限られたお客様の中で売上を立てていました。その大切なお客様がみんな別の会社に買収されるというのが続きまして、どんどんお客様が減っていくという状況がありました。なかなか大変でしたね。

【ナレーター】

唯一の顧客が予期せぬタイミングで離れていったこの危機を、山本はどのように乗り越えたのか。

【山本】

今までは、つくった技術をライセンスという形で、(技術)そのものを渡していました。しかしそうではなく、自分たちもこの技術を使って、周辺のサービスをいくつかつくったのです。それによって新しい売り上げをつくり出しました。当社がつくったのは、ホームページにアクセスに来た人の地域や会社を特定して、統計分析をするソフトです。それを見ることで、例えば地方の企業のホームページですと、地元の人がどのくらいアクセスしていて、地元の外からアクセスに来る人たちがどういうページを見ているのかという差をはっきりと見分けることができます。中小企業でBtoBの事業を行っている会社ですと、どの商品のページにどういう企業がアクセスしたかというリストを作れますので、それを営業に役立てていただいたという形です。

社長プロフィール

President's profile
氏名 山本 敬介
役職 代表取締役

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