ブルーイノベーション株式会社 ~空白の6年を乗り越えて。ドローン新飛行システム開発秘話~

Vol.5 ドローン産業の未来と目指す企業未来像

ブルーイノベーション株式会社 代表取締役 熊田 貴之 (2017年9月取材)

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―ドローン産業の未来と目指す企業未来像―

【ナレーター】

技術革新とともに活躍の場を広げるドローン。将来におけるドローンの利活用について、熊田はこう予測する。

【熊田】

今後は、おそらく何かしらのミッション性を持たせたドローンの利活用というのが注目されていくだろうと言われています。おそらく、2020年あたりには確実に何かしらのサービスが普及していくだろうとは思っています。「ドローンだったら、こういう利活用サービスだよね」、「ドローンだったら、こんなサービスとして使われるよね」という、そういった時代が来る日が近いのではないかと思っています。

まずは大きなカテゴリーでいうと“点検”の分野です。インスペクションの分野に非常に注目しています。それから、私たち実は今、東京電力さんと一緒に送電線を検知して並走するような形の飛行ができる技術開発も行っております。送電線を検知するのにいくつかのセンサーを使って処理をしながら飛行していくという技術も、特殊な技術になりますので、送電線も点検しながら飛ぶという技術開発、サービスを一緒に開発しています。ですので、私たちとしては、いくつか種類はありますが、“点検”の分野に非常に注力、注目してるというところでございます。

物流用のドローンポートシステムというのを、国土交通省、そして東京大学の鈴木先生のところと一緒に今開発を行っております。その中で1つの課題になってるのは、荷物配送するドローンの開発は各社さんやっていますが、問題はどこに離発着するのかということです。離発着するインフラは、やはり国が整備すべきではないかという議論になりまして、私たちは国から依頼を受けて、この物流用のドローンポートシステムというのをつくろうということでご提案をしました。今、私たち3者でどんな技術を開発しているかというと、もともとドローンというのはGPSの援用を受けて自動飛行していくというお話をしたと思のですが、着陸時になりますと、GPSのずれは数m、風が吹けば10mの誤差も出てしまうというくらい、どう考えても着陸が1軒2軒通り越してしまうこともあり得るので、私たちは、ドローンポートのシステム、ドローンポート側に電波とセンサーを使って、高度100m、150mくらいのドローンを誘導して着陸できるようなシステムというのを現在開発しています。その物流用のサービスの中では、ドローンポートという部品で貢献していこうということを、今、私たちの方では計画しています。

【ナレーター】

ドローンを通じてグローバルに貢献していきたいと語る熊田。ブルーイノベーションが目指す未来像とは。

【熊田】

やはり私たちの会社というのは、基本的にイノベーションを重要視しています。あとやはりアイデアであるというのも、私たちは非常に重要視しています。こういったもので、私たちはまず世界の人々に技術、テクノロジーを通して、安全安心、あるいは便利さ、楽しさというものを提供していけるような会社を目指していこうという思いで、今私はやっています。その中で1つのターゲットとしては、私たちもやはり10年後にはこのドローン、ひょっとしたらデバイスがロボットまで拡大している可能性もありまして、その中でこういったドローンロボットといったカテゴリーを通して、私たちはグローバルに貢献できるような企業になろうという、そういった思いで事業を推進しています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 熊田 貴之
役職 代表取締役

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