ブルーイノベーション株式会社 ~空白の6年を乗り越えて。ドローン新飛行システム開発秘話~

Vol.2 ブルーイノベーション誕生秘話

ブルーイノベーション株式会社 代表取締役 熊田 貴之 (2017年9月取材)

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―ブルーイノベーション誕生秘話―

【ナレーター】

大学院生だった当時、父親の経営する会社を受託し、防災に関する事業を展開するのだが、この経験が後のブルーイノベーションの立ち上げに繋がることとなる。

【熊田】

実は大学院時代に私の父の会社を1回受託させていただきました。大学院生ならではなんですけども、学生たちと一緒にその事業をやり始めたというのが、もともとのルーツなんですね。その後私は、大学院を卒業してから1度別の会社に就職しますので、その会社は1度辞めることになりました。そして、数年間社会に出て色々と勉強してから戻り、そこから社名をブルーイノベーションに変えて、本格的に事業をするようになったという経緯がございます。

前から、私自身は会社の事業を自分でやりたいという思いがありましたので、そういう意味では、前から自分の会社を持ちたいとは思っていました。そんな中、私が父の会社に戻った時に、結果としては譲渡という形で私にその事業、会社自体を譲渡していただき、そこから本格的に自分の会社として運営するようになったという、そんな背景がございます。

【ナレーター】

当時はまだドローンの存在自体が認知されていない中、どのように事業を加速させていったのか。

【熊田】

もともとの私たちがやっていた防災対策のコンサルタントサービスの一部のお金を削ってまでも、当時、とにかく実績をつくるということに専念しました。大きな転機になったのは、私たちはもともと先ほど言ったように国や地方自治体さん、第三セクターさんがお客様だったのですが、あるとき初めて、ヤフーという、今のYahoo!JAPANさんから、お問い合わせが私たちにありました。ドローンを活用していわゆる地図を作りたいというようなご相談が当時ございまして、我々としても非常に面白そうだったので、お話をしていく中で、初めてYahoo!JAPANさんとブルーイノベーションで新しい地図のコンテンツをつくるというプロジェクトがスタートすることになりました。これが、私たちがドローン事業を本格的に加速しようとする大きなきっかけになったことは間違いないですね。

ドローンに出会い「この技術は来る」と思ってから、6、7年はブームが来なかったという経緯がありまして、何回かやめようかなと思った時もあったのですが、当時、我々は学術系の方にも結構論文を出していました。国内外問わず学術論文を出すと、非常に学術界では高く評価をされました。我々の場合は、どちらかというと防災の分野では、論文の数を書くことは特許を取ることに近いくらい価値があったので、そういった意味ではどちらかというと学術界で評価されるからやっていたというのが、正直なところだったかもしれません。だからよく6年間、何もなくてずっとやっていたなとは思うんですけども(笑)

社長プロフィール

President's profile
氏名 熊田 貴之
役職 代表取締役

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