4.シンプレクス株式会社
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行などのメガバンクをはじめ、大和証券や野村證券など大手証券会社を顧客にもち、様々なシステムを開発・運用している企業が、シンプレクス株式会社です。600名にも及ぶ金融とITのプロフェッショナル集団を抱え、コンサルティングを通して金融機関の収益最大化を実現し、成長を続けています。
そんなシンプレクスの代表取締役社長、金子英樹氏は「日本の金融機関はどうしてもITのところも金融工学やトレーディングのところも、やはり2、3歩遅れていると言われています。でも、金融というキーワードもITテクノロジーというキーワードも、日本のような資源の無い国からすると、メインにしていかなければならないビジネスドメインの1つであることは間違いない」と訴えます。
グローバルでトップを目指すべく、上場廃止という大きな決断をし、プライベートカンパニーとして新たなステージに立ったシンプレクスを率いる金子氏の信念、そして展望について、ぜひインタビュー動画をご覧ください。
シンプレクス株式会社 金子社長 インタビュー動画
5.株式会社お金のデザイン
従来の常識だった「すぐには使わないお金は銀行に預ける」という考え方を根底から覆し、運用という選択肢を身近にしたのが、株式会社お金のデザインです。ロボアドバイザーによる「おまかせ運用」、そして最低投資金額1万円という手軽さで、投資への敷居を下げることに成功。20~30歳代を中心に利用者を増やしています。
同社の共同創業者であり、元代表取締役社長 (現取締役副会長/ファウンダー)、廣瀬朋由氏は「人が思いつかないようなサービスを僕らが提供し、『それがほしかったんです』と言われるようになれば一番いい。それを僕はやりたいと思うし、できると思う」と言います。
最先端のITテクノロジーと金融工学が融合したフィンテックサービスでイノベーションを起こしたお金のデザインの誕生秘話、そして同社が持つ他社とは異なる大きな強みとは。詳しくはインタビュー動画をご覧ください。
株式会社お金のデザイン 廣瀬元社長 インタビュー動画
6.まとめ
国内・海外問わず、注目を集めているフィンテック。日進月歩のITテクノロジーによって、近い将来、まだ私たちが想像さえしていないようなサービスが生み出されるかもしれません。今回ご紹介した企業の動向から、今後も目が離せません。