株式会社リブセンス 史上最年少25歳で上場。成功報酬モデルで人材サイト業界に風穴をあける 株式会社リブセンス 代表取締役社長 村上 太一　 (2013年4月取材)

プライベート

【村上】

私の日常でいいますと朝は会議が入っているか、朝食会というのもやっていて、同業界やまったく違う業界であったりするので、１対１で朝食を食べながら勉強、お互い刺激を与えるような会話を行ったりして朝を過ごしています。土曜日も同じように朝食を食べたりというのがあります。ですから週７で朝は予定を入れるという生活をしています。平日に関しては最近はメディア出演や、あとは毎週主要なメンバーとミーティングを入れていますので、週ミーティングというのですが、１対１で社員と話したりという形で、日常の時間を過ごしています。あとは、新規事業を考えるような会に入ったりとか、月次であるような事業部の会に参加したり、現場にどんどん入っているというのが、メインの時間のとり方です。夜にも社員と一緒にご飯に行くことがあり、今週は５日のうち３日は社員と食事に行くといった生活をしています。外部の方と過ごすというよりは、どちらかというと内部の社員と時間を過ごすことが、ランチ、夜を含めて多いです。

【村上】

休日に関しては、私はあまり休日という概念がありません。仕事が好きですので、休日は仕事のことを考えて、仕事にまつわることをやるというのが時間の過ごし方です。朝、朝食会などでご飯を食べて、ランチも別途するケースもありますが、しない時は図書館のようなところへ行って、パソコンを開いて一週間の情報収集をしたり、あとは英語の勉強をしたりといったような時間を過ごしています。土曜日にはネットサーフィンをする。ほぼ半日くらいはネットサーフィンをし続けるというような生活をしています。

【村上】

私自身はけっこう普通の人間だと思っているのですが、普通の基準が少し人と違うのかもしれないなと思っていて、当たり前を発明するために大切な、あらゆるものに疑問をという視点は、人生を通じてずっと思っていたところで、なぜなぜ視点というのは、非常に大きなタイプだと思います。例えば趣味で、「生け花が好きです」という方に「何で楽しいのですか」と聞いてしまう、その、なんでなんでを繰り返してしまうというか、あとは、ご飯を食べて美味しいと思った時に、なぜこれは美味しいと思ったのだろうかと、そのようなことを考えたり、ですから、他の人からはちょっと変わっていると思われることは多いのかなと思います。

【村上】

社員にも変わっていると思われていると思います。あとは仕事に対するこだわりが凄く大きいので、そんな細かいところまで見ているのかとか、あとは、非常に丁寧というか几帳面だなと思われていると思います。変わっていると言われることは嫌いではないです。変わっていることが悪いのではなくて、むしろ個性をしっかり出していくというのは、大切なことだと思っているので、変わっていると言われて嫌な気持ちではなく、むしろ褒め言葉だなというふうに受け取っています。

【村上】

新規事業に関しては日々考えていて、その考える対象はウェブサービスはもちろんですが、ウェブサービス以外にも考えていて、例えば最近でしたら、遺伝子の検査の領域などは面白いなと思っていて、23andMeという遺伝子解析の会社が米国にあって、日本でも別の企業が提供していたりするのですけれど、自身の遺伝子をもとにどういう病気にかかりやすかとか、あとはどういった才能があるかとか、そういったところまで分かるような世界は面白そうだなと思います。

【村上】

遺伝子解析の部分が発達すると、例えば現在では恋愛だと条件でこういう人がいいですと、体調、身長だったり、性格だったりとうのを自分で入力しなくてはならないものを、遺伝子を元にして、あなたの遺伝子はこういう人が合います。そんな世界ができたりするのかなと、子供が生まれても、この子はこういう才能があるからこうしようとか、そういう世界ってもしかしたら起きるのかなと考えたり、未来では当たり前になっていそうなことを想像するのがすごく好きです。SFの映画を見るのですが、そういったSFの世界が実現するとしたら、どうやるのだろうと、そういう想像することもすごく好きです。