Vol.1 心に残っている中学時代のエピソード
【ナレーター】
止まらない少子化。14歳以下の子どもの人口が減少を続ける中、子どもたちの教育において、より高い質が求められている。そんな中、全国の幼稚園・保育園で、体育指導やスポーツクラブを運営し、未来を担う子どもたちの成長を支援し続けている企業がある。幼児活動研究会株式会社だ。園ごとに適したプログラムで行う正課体育指導のほか、体操、サッカー、新体操など、さまざまなスポーツクラブやイベントを主宰。幼稚園・保育園が抱える課題に対し、コンサルティングも行っている。
日本の幼児教育へ貢献するため、前に進み続ける幼児活動研究会。その歩みの原動力となった、苦悩と再起の物語に迫る。
―心に残っている中学時代のエピソード―
【ナレーター】
1946年、福井県出身。中学時代のある教師のエピソードが今でも心に残っているという。
【山下】
中学の2年生の時、隣のクラスの担任の先生が「みんな坊主にしろ」と言ったそうです。そしたらその生徒が「じゃあ、先生も坊主にするのか」と、言ったらしいんですよ。そしたら「いや、俺もやるからお前らも坊主にしろ」と。何日間かしたら、先生が本当に丸坊主で来ました。しかし、そこのクラスは誰も丸坊主にしてないのです。私は隣のクラスだからその様子が見えるわけです。「ああ、すごいな、この先生は」と思いました。それで私も坊主にしました。クラスは違いますが坊主にしました。非常に先生方の情熱を感じましたね。
私は中学と高校で器械体操をしていました。あの当時は遠藤幸雄とか早田さんとかいましたよ。ああいった人たちがオリンピックで金メダルとって、私らの憧れでした。「やるからには金メダルを取るんだ」と、中学の時は本気で思っていました。ただ、高校に行って「俺よりも上手な選手がいっぱいいる」とわかりましたね。途中まで本気でしたが、諦めが早かったのか、段々と「体操の選手になるんだ」という思いは途中で消えてしまいました。大学に行ってからは、「学校の先生になりたい」と思いました。おそらく中学の先生の影響が少なからずあったんだと思います。
経営者プロフィール
氏名 | 山下 孝一 |
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役職 | 代表取締役 |
生年月日 | 1946年8月4日 |
出身地 | 福井県 |
座右の銘 | 積小為大 |
愛読書 | 蝉しぐれ |
会社概要
社名 | 幼児活動研究会株式会社 |
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本社所在地 | 東京都品川区西五反田2-11-17 HI五反田ビル |
設立 | 1972 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
山下 孝一
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従業員数 | 532名 |
WEBサイト | http://www.youji.co.jp/ |
事業概要 | 園児・小学生への体育指導(体操・サッカー・新体操)、イベントの企画・運営 、幼稚園・保育園への保育者派遣 、幼稚園・保育園経営コンサルティング |