ブックオフコーポレーション株式会社 年間利用者数1億人以上、900店舗以上を誇る業界のリーディングカンパニー ブックオフコーポレーション株式会社 元代表取締役社長 松下 展千　 (2015年2月取材)

―考え方と教育について―

【聞き手】

お聞きすると個人的な印象ですが何をしていても楽しそうな、楽しく感じるように努めていらっしゃるのかなとも思うのですが。

【松下】

そうですね、どうせやるなら楽しくないとつまらないよね。という考え方をするようにしていますね。

【聞き手】

いつから関わってきたのでしょうか。

【松下】

銀行時代の仲間が、前に向かって走る。そういうのが周りを引き締めていたのでいい環境でしたね。やっちゃったことは仕方ないじゃんという、謝って反省して前を向いて進むということですね。

【聞き手】

もともとは経営者になりたいという気持ちはおありだったのですか？

【松下】

経営に対する興味は以前からあったと思う。私は目指す場所を決めてそれに向かって頑張るタイプではなく目の前にあることを必死にこなしていけば何かが開けていくという考え方をしています。

【聞き手】

社員の方の教育で心がけていることはありますか？呑みに行かれたりもするんですよね？

【松下】

そうですね。私もそうですし現場、店舗を守ってくれてるマネージャーも店舗をしっかり見ていて人を大事にしますってよく言うと思いますが、全従業員一人一人が自分を見てくれる人がいると感じられるかどうかにこだわっているところですね。

【松下】

誰かが見てくれているからこそ褒められたり叱られたり感謝されたりする、全従業員にしっかりと目を行き届かせることで安心して働ける頑張れる環境を作りたいです。そして頑張った時には褒めてもらえる間違えたらアドバイスしてもらえる環境にこだわっていきたいですね。

【松下】

従業員はみんな名プレーヤーであるがそれ以上にチームの一員であるという意識が強い。配置も僕が考えるべきことではない牛業員がどうしたらお客様を増やせるかサービスを向上させるにはどうするべきかという話し合いとチームで繰り返すことで自然と配置も決まってくる。

【松下】

そういうそれが出来る人が名プレーヤーであり名リーダーであると思います。そういうリーダーになれる人、リーダーをサポートできる人、リーダーを育てられる人を皆が目指していくというのがブックオフですね。