株式会社エニタイムズ ~地域活性から国際支援へ!若き女性社長がつくる新たなCtoCビジネスとは~

Vol.2 野村證券勤務時代と起業の経緯

株式会社エニタイムズ 代表取締役 角田 千佳 (2015年9月取材)

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―野村証券勤務時代と起業の経緯―

【聞き手】

天下の野村證券にご入社ということで、実際入社されてみていかがでしたか。

【角田】

まず資産管理部というところに入社して、そこでは個人と法人のお客様の株や証券、土地信託の提案をするような部署にいきました。

私が在籍していたのは3年ぐらいなので、そんなに難しいことはやっていなんですけども、いわゆる営業ということをやっていました。富裕層の方から普通のサラリーマンの方、OLの方までいらっしゃったりして、学生の間では会うようなことがない人たちと会えて、そこから学ぶことはたくさんありました。

ただ途中で疑問を感じていて、果たしてこれってお客様の人生にとってプラスになっているのかと考えてしまったんですよね。

営業職というのは素晴らしい仕事だと思いますし、だからこそ会社が成り立っているし、最終的に社会に影響を与えていることにはなるんですけれど、個人の幸せとか人生に向き合えるような仕事がしたいと思うようになってきたんですね。

【聞き手】

自分の中で目指す方向性と金融業、証券業は違うのかなと感じ始めた。

【角田】

そうですね。元々勉強したいという気持ちで入ったので、そこに関しては大きな違いというか、差異はなかったんですが、ただ本当にいわゆる営業だったので、セールスマンになれても、ビジネスパーソンにはなれないというのを感じていました。

それは私だけではなくて、先輩に相談していてもみんな同じような悩みを抱えていたりしていて。その後国際公務員になるにせよ、自分で事業を起こすにせよ、やっぱりもっとビジネスというのを学びたいなと思い始めて、それがちょうど入社から3年ぐらいが経つ頃でした。それで次の会社への転職を考えましたたね。

大学時代にひとつだけ、サイバーエージェントという会社でインターン兼アルバイトみたいなことをやらせていただいていたんですけど、その時の上司が子会社を立ち上げたという話を聞いて、しかもその方、実は野村證券出身の方だったんですよ。

たまに情報共有というかご相談とかしていたので、その中で、そろそろ転職を考えていてこんな会社が受かったのでいってみようかと思っているという話をした時に、お誘いいただいて。それでサイバーエージェントからその子会社に出向させてもらう形で入りました。

【聞き手】

野村證券時代も非常にお仕事はお忙しかったと思いますし、ある意味営業としてのプレッシャーが大きかったと思うんですが、新しく移られた会社は、また全然違う忙しさやプレッシャーなどがある訳ですよね。

【角田】

正直、野村證券の時はあまりプレッシャーは感じず、しかもある程度言われた通りにやっていれば、それなりに成績が上がるって言ったら語弊があるかも知れませんが仕組化されているので、それに沿えば良かったんですけど、転職先の場合は全部自分で考えなくてはいけなくて。

全て自分の責任になるので、プレッシャーも責任感も全然違いました。だからこそやりがいがあって、そのかわりアップサイドもあるんですよね。證券会社のフォーマット化されたものだと、大体どんなに営業数字上げたとしても、限界が見えるんですが、こっちだと商品自体がなかったりするので、いくらでも可能性があって、むしろ新しい商品をいくらでも考えることが出来て、それがすごく面白かったですね。

【聞き手】

ご経験を積まれて、立ち上がったばかりの会社で長くやるという選択肢もあった訳ですよね。

【角田】

そうですね。ただPRのプランニングの会社なので、将来的にやりたいのは途上国の開発援助、しかもその街づくりに関わる所と考えていたので、この子会社の中でそれをやろうとしても、全然会社のビジョンと異なるので、その内そこから出て、自身でやろうかなというのは元々考えていました。

ですので、そこでやり続けるという選択肢はなかったですね。それは、元々会社にはお伝えはしていました。

【聞き手】

起業に関して、色々会社を見てくればくるほど、やりたいという気持ちと怖さといいますか、学生の頃、それこそよく小さい頃に将来社長になりたいと言っても現実が分からないので怖さが分からない訳で、段々大人になって、しかも色々経験をしてくると、起業に対する現実感みたいなものが見えてきて、怖いと思って足踏みすることはなかったんですか。

【角田】

私の場合は逆で、むしろ子どもの頃の方が夢を描いていたけれど、どうやってやっていいのか、自分のスキルも実力も知識もないのに、どうすればいいか分からずに逆にそこの不安感と怖さがあったんですね。

元々過保護な家庭で育ったので、保守的な所もあってあまりリスクを取らないタイプだったのが、逆に社会人になって色々な人たちと出会うようになって、仕事をしていくにあたって大した量でないですけど、知識や経験などを積んできて。

むしろそれが少しの自信に繋がってきて、逆に怖さがなくなった、何をしてもリスクがあるということに途中で気づいて、だったらやりたいことに直線的に出来るものをやりたいな、動きたいなと思うようになった感じですね。

【聞き手】

実際に創業されたのが2013年ですよね。今創業から2年というところだと思うんですけど、年齢は28。

【角田】

はい。28歳の誕生日の時に創業しました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 角田 千佳
役職 代表取締役

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