株式会社ウェザーニューズ ~全世界の天候を網羅せよ!世界最大の気象予報会社が見据える次のステージ~

Vol.5 今後の事業展開

株式会社ウェザーニューズ 代表取締役社長 草開 千仁 (2015年8月取材)

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-今後の事業展開-

【聞き手】

最初は、海運をやってらっしゃる方達にとっての必要な情報から、今や生活気象など何か一般の方々にも使ってもらえるものなど、沢山やってらっしゃいますよね。

【草開】

今個人的には、一番新しくできたサービスが、「スポーツフェスティバル気象」といって、いわゆるスポーツを中心としたフェスティバル、祭りですよね。もうオリンピックのことを考えているなとすぐお分かりかと思うんですが、こういった所に対する、より良いサービスを立ち上げようということで、今スタッフが頑張ってやっています。

【聞き手】

先程のサポーターの方が800万人もいらっしゃるというのは、皆さんがスマホを持って生活していらっしゃるそういう時代が来たからこそ、そういう情報は一気に集約するわけですね。逆にそういう精度が高まってくればくるほど、本当に御社のビジネスとして、まだまだ新しい展開ができる余地って広がってくるわけですよね。

【草開】

はい、3つの次元があると思うんです。一つは、今まさに市場が44と申し上げましたが、まだやれてない市場というのが山ほどあります。例えば、一つの市場であっても、突き詰めていくと全然違ったコンセプトとか、全然違った最終サービスであるならば、それは本当は市場として分けていくべきであって、航空気象という市場が私達にはあるんですが、航空と一言で言っても、実はコマーシャルエアラインのように、非常に高い所を飛んでいる航空会社と、それからヘリコプターのように低い所、これではニーズが全然違うんですね。今私達はそれを航空気象って一括りにしていますが、最終的にはコマーシャルエアライン市場というのと、市場事業、ジェネラルラビエーションと分けないといけない。

今申し上げたように、マーケットとしてまだまだこの先、それこそこの先60を超えて100近くまでに広がって行ける可能性が一つ。もう一つは、今ある市場に対して、もっと深いサービスを行っていく。例えば、私達の一番古くてまた大きい市場の一つ、航海気象という船会社があるんですけども、今ここにオクティマルチプラウティングという、この航海に対してどのルートで、それからどのエンジン回転数にすればもっとも燃料が少なくて済むか、こんなサービスをしているんですけども、これを更にもっともっと進化させていくことによって、最終的にはこのルートを行く時にはどの船を使ったらいいのかと、その船も20年ものなのか、10年ものなのかと、パフォーマンスで言えば全部もらえばできるわけですよね。

最適パフォーマンスといったら、この船を使ってこのルートでこの回転数で、更に行った先はこっちに行った方が良いと、ここまでやれる可能性というのは充分あるんですね。そういった様に、一つの市場に対するサービスをもっと深くできる可能性、これが二次元目。最後の三次元目はエリアですね。今やはり船は全世界でやっているんですが、飛行機は日本そしてアジアの一部、その他道路だとか、鉄道、流通はまだ日本だけなんですよ。個人向けサービスも基本はまだ日本なんです。ですので、これをアジア、ヨーロッパ、アメリカに広げていける可能性は大いにありますので、一応三次元的な広がりというこんな理解でいいんじゃないでしょうか。

【聞き手】

世界中どこでも天気がないところはないですからね。

【草開】

はい、ないですから。

社長プロフィール

President's profile
氏名 草開 千仁
役職 代表取締役社長

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