株式会社学研ホールディングス ~赤字部門の学研教室をV字回復!社長が描く、未来の教育とは~

Vol.4 “逡巡の罪”に込めた想い

株式会社学研ホールディングス 代表取締役社長 宮原 博昭 (2015年9月取材)

[もっとみる]

―”逡巡の罪”に込めた想い―

【聞き手】

ご自身で仕事をされる時に、心掛けていらっしゃることなどはありますか?

【宮原】

一番は“逡巡の罪“といって、社員にもよく言うのですが、やった失敗よりは逃げた罪というか、やらなかった罪ですね。やらなかった責任って、なかなか企業が取るシステムがないじゃないですか。軍人はあるのですけれど、企業はやらない方がどうしても官僚化していくと特になるんですけれど、それはもう絶対しない主義ですね。ですから、今の立場で失敗したら駄目ですけれども、20代の頃は8勝7敗ぐらいでも良いですし、40になると10勝5敗ぐらいにならないといけないですよね。50になっても12勝3敗とか、でも、この3敗が嫌でやらないというのは、自分も成長しないですし、企業にとっても今の時代100%成功することなんてないじゃないですか。リスクを怖がるのではなく、リスクを計算して、勝たないといけない。だからこそ、このところはすごく逡巡の罪、あまり民間の方は馴染みがない言葉だと思うのですけれども、すごく意識していますね。

ですから、チャンスを逃すことの罪の大きさはすごく意識していますから、できるだけ積極的にやっていきたいです。ただ、アベノミクスを含めて外部環境が変わってきていますし、大学入試制度も変わってくる。今までとは違う教育業界になっていく。医療と教育は一番国際化が遅れていたと思うのですが、医療も既に国際化して、一番大きかったのは銀行の国際化ですよね。ビス規制の中で頑張って、今3代目のバンクが大きく世界で活躍するようになって、やっと教育にもそれがきたなという感じがしますし、逆にここでしっかり教育として日本がやっていかないと、どんどん抜かれて、これから出てくるアジアのASEAN諸国の子ども達も、どんどん勉強していきますから。抜かれていくというのが、すごく危機感もありますし、ただそれができる環境になったので、勝負していきたいというのはあります。

社長プロフィール

President's profile
氏名 宮原 博昭
役職 代表取締役社長

あなたにおすすめのコンテンツ

この社長に応援メッセージを送る
この社長に直接提案