akippa株式会社 ~元サッカー選手経営者の逆転ゴール!日本を変えるシェアビジネスの全貌~

Vol.4 業界の盲点を突いたakippaのビジネスモデル

akippa株式会社 代表取締役社長 金谷 元気 (2016年6月取材)

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―業界の盲点を突いたakippaのビジネスモデル―

【聞き手】

ここで今一度、御社のビジネスモデルについて、社長からご説明いただけますでしょうか。

【金谷】

弊社のサービスは、全国の空いている月極駐車場など使っていない個人宅の駐車場を予約して、15分単位で利用できるというサービスなのですけれども、その15分の料金も、東京でも50円から100円ぐらいで、コインパーキングの半額ぐらいで利用できるものになっています。半額でなぜ利用できるかなんですけど、通常のコインパーキングは、土地を借り上げて機械を導入して駐車場をつくっているので、すごい費用がかかります。5台の駐車場だったら毎月50万円くらいでしょうか。土地をまるまる借りているので、あとは機械代も最初に150万円程かかります。そうすると650万円を取り戻していかないといけないので、駐車料金は結構高いのですね。

でも、弊社はその支払いの機械もスマートフォンでやりますし、空いているところだけをお借りするので、無料でお借りできるんですね。予約が入ると、オーナーさんに6割お渡しして、弊社が4割いただくという、最初に費用が一切かからないんですよ。それ(初期投資)を取り戻す必要がないので、駐車料金自体をぐっと下げられます。

【聞き手】

この事業をスタートされて2年が経って、手応えとしてはいかがでしょうか?

【金谷】

まず、駐車場施設に関しましては、コインパーキングの業界を合わせても3位まできています。弊社が6,000拠点を超えてきているので、2016年のうちには10,000拠点を超えるペースで進んでいますし、2017年には17,000拠点くらいまで届くペースにはなっていますので、まずこのサプライサイド、駐車場のスペースはかなり取っていけるなというのはあります。大手のコインパーキングさんは、看板で集客なので、例えば明治通り沿いにつくる必要があるので、本当にちょっと中に入れば、20メートル行けば場所はあるのですが、そういうところはあまり選ばれないですね。でも、akippaはインターネットで集客して予約をするので、その20メートル入ったところに(駐車スペースを)つくれるので、あまり競合しないというか、かなりニッチな場所を取っています。

【聞き手】

そうですよね。しかも大手の場合って、1台だけのスペースってあまりやられないじゃないですか。ですので、たくさんできるということですね。

【金谷】

なぜakippaでやれるかというと、コインパーキングさんは月極駐車場があると、基本全部か、今使っている人たちを1番から3番にして、4番から6番はコインパーキングにしてくださいという形で区画整理をしないといけなかったんですよね。あまり月極のオーナーさんはそれをしたくなくて、例えば3番と5番が入っていたら、そのままの形にしておきたいですね。そういった方はakippaにしか貸せないのですよね。

【聞き手】

そういう新しいビジネスなので、トラブルのようなものはないのですか?

【金谷】

トラブルがあるとすればなんですけど、やはり事故は必ずあります。ただこれは新しいサービスだからというよりもコインパーキングでももちろん起きていることで、ただ新しいサービスだと、そこがピックアップされやすいというところだけですかね。ただコインパーキングは、実は匿名なので、事故があったら当て逃げがあっても、誰がやったのかがなかなかわからないです。

【聞き手】

確かにネットで予約すると誰が何時から何時までと分かるから、例えば家の前の駐車場を貸していらっしゃって、植木鉢か何かが壊れていたとかでも、誰が止めていたかが分かるわけですね。

【金谷】

弊社の中では分かるので、皆さんマナーがいいですよね。

【聞き手】

匿名よりも素性が知れていると、皆さんちゃんとしないと、というのがありますよね。

【金谷】

ですので、当て逃げは一度も起きていないです。

【聞き手】

それは大きくメリットとして謳えるところですよね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 金谷 元気
役職 代表取締役社長

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