株式会社 力の源ホールディングス ~目指すはRAMENの伝道師!各国を席巻する『一風堂』の次なる一手~

Vol.3 同社が見据える世界戦略

株式会社 力の源ホールディングス 取締役 清宮 俊之 (2016年11月取材)

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―同社が見据える世界戦略―

【清宮】

グループでいきますと、『一風堂』という旗艦ブランドを中心に、麺の業態を、さらに言うと麺の業態であったり、外食というところに多角化を少し進めていまして、ブランドの整理をしつつ、ブランドポートフォリオを今つくり始めて、もう一回再構築をしているというところなんですけど、あと事業体でいくと、まさに先ほどもちょっとお話をさせていただいた、農業法人の取り組みを5年前から始めていたりとか、いずれはこの農業法人とそこの事業を融合させていくつもりなんですけど、教育事業をちょっと来期から柱1つ、別の形で柱にしようと思っていまして、ここもともと30年間、人材を育ててきたりという環境ツールがあるんですけど、そこに本当に世界で通用する会社になるためには、世界水準の軸を入れなければいけないので。

昨年度、フランクリン・コヴィー・ジャパンの方々といろいろご相談をさせてもらって、正式に「7つの習慣」というグローバルスタンダードのツールを会社の教育とか人材育成の軸にしまして、そこに今まで培ってきた会社の色々なシステムだったり考え方を入れ込んでいって、外食版の「7つの習慣」、かつ力の源流の「7つの習慣」というものを、この3年で組み上げていきたいなと。

それを業界特化型で、ほかの外食の企業さんにもご提案できるという、実は契約をさせていただいているので、本当に外食業界全体を盛り上げるためにも、この教育の考え方はしっかりと組み立てて波及させていきたいなというふうに思っています。そういう教育事業に取り組んだり、あとは他のパートナー企業さんと連携して、コンサルティング案件として、新しい麺の業態であったり、ほかのレストラン事業を立ち上げるというところでコンサル事業があったり、長野の製麺事業があったりということで、食全般に関わる提案を、顧客接点のラインを幾つか持って成長していきたいなというふうに思っております。

現状60店舗超えた、ようやくそこまで来たところなんですけれども、展開国数は実は多くて、非効率極まりない、そういった展開事例だと思うんですけれど、13カ国に現在展開させていただいておりまして、展開方法は3パターンございます。直営(独資)で展開をするパターンと、2つ目がジョイントベンチャー(合資)で展開をするパターン。3つ目がライセンス形式(フランチャイズ)で一風堂ブランドを成長させてもらうという流れの3つなんですけど、この先重視していきたいのは、やっぱり独資――直営での展開でして、今、ニューヨークとシンガポール、オーストラリアのシドニー、あとはロンドン、パリということで、5拠点直営で展開をさせていただいております。ジョイントベンチャーが、香港、中国、マレーシア、インドネシア、そして年明けにプロジェクトがいよいよ始まりますアメリカ西海岸ですね。西海岸はジョンイトベンチャーなんですけど、マジョリティーはわれわれがいただいているので、実は直営扱いでカウントしていて、ニューヨークを含めてアメリカは直営でやっていくというスタンスで考えております。残り、台湾であったりフィリピン等々は、ライセンスという契約で、もうしっかりと信頼できるパートナーにしっかりと現地現地でマネジメントしていただいているという状況になっています。来年は、新規国で今予定をしているのは、ミャンマーとニュージーランドの2カ国はほぼもう決定・内定の段階まで来ているので、また違った表現の『一風堂』を展開していこうかなと思っています。

国数が多くなれば、その分仕事は大変になるんですけど、やっぱりコストもかかりますし、手間もかかりますし、苦労もありますけど、今ポジティブにとらえると、これだけの国で展開していくことで、色々な国のデータがとれるようになってきているので、いよいよここから本当の意味で世界展開というのができる環境が、ようやく内部の組織的にも整ってきたかなという。だから本当に勝負をいよいよこれからしていこうかなという状況ですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 清宮 俊之
役職 取締役

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