株式会社イーオン グローバル人材創出のヒント、ここにあり！イーオン流経営術の全貌 株式会社イーオン 代表取締役社長 三宅 義和　 (2017年4月取材)

―言葉の重要性と視聴者へのメッセージ―

【聞き手】

社員の方にどのような教育・考え方を啓蒙されていますか？

【三宅】

新卒採用の会社説明会でも、東京では必ず私が直接出て学生さんにお話をしています。

【聞き手】

今でもですか？

【三宅】

しております。せっかくイーオンの会社説明会に来ていただいて、そういったご縁があるわけですから、イーオンの説明をするだけではなくて、少しでも学生のみなさんのこれからの就職活動や、社会に出てから何か役に立つお話ができればいいなということで、言葉の使い方や考え方、心の重要性のような話をしているんです。

中途で入社してくださる方に関しても、東京だけではなくて名古屋も大阪も岡山も九州も、先ほど言いました通り、外国人教師だけではなく、あらゆる日本人教師や日本人スタッフに対しても私はスカイプで時間をとって、会社の理念や考え方などをお話させていただいているというのもあります。やはり社員が元気で働く。社員が前向きで仕事を楽しむ。忙しい仕事であっても仕事を楽しむということはとても大事だと思っております。ですので、直接お話しておりますね。

【聞き手】

その際に、これだけは絶対に伝えるという言葉はありますか？

【三宅】

特に学生さんに東京の説明会でお話をしているのは、言葉の重要性です。私どもが何気なく使う日頃の口癖も含めて、自分が使う言葉が自分の人生に大きな影響を与える。ネガティブな言葉が口癖の人はネガティブな人生になりがちだし、プラスの言葉が口癖の人は、プラスの人生になるというお話をしているのです。

これはなぜかというと、私が話す言葉は、私の周りの人にも影響を与えるかもしれませんが、私が話す言葉を一番近くで常に聞いているのは自分自身ですから。私が話す言葉は周りの人に影響を与えるかどうかに関わらず、まず自分の中に入ってきます。ですので、自分が話す言葉を一番近くで聞いているのは自分であるということで、ネガティブな言葉を言うと常に自分を傷つけることになってしまうというお話をします。これは、抽象論・精神論ではなく、入社された方には、研修で心身統一合氣道の気のテストということでお見せしています。

抽象論・精神論・きれいごとではなくて、自分が話す言葉が瞬時に自分に影響を与えるというのを、心身統一合氣道のテストでお見せしています。なので、これは非常に説得力があります。もちろん、採用の時にはそこまで致しませんけども、入社した社員に関しては、全国の全社員にそれを見せることはできないのですが、言葉の重要性は皆実感しますね。

本当に自分が使う言葉。人のことでも自分のことでも、プラスのことを言えばプラスが自分に入るし、ネガティブなことを言うとマイナスが自分に入るというのを、実際に身体を動かすテストでやるのです。ネガティブなことを言えば簡単にひっくり返る。プラスのことをいうと、微動だにしないということを、実際に私が実験台になって、男性社員の強そうな子に押させて体感してもらうのです。それは非常に重要だと思っています。

これからもイーオンの社内の研修など、色々なところでお話しさせていただく機会がありますが、他にも人の話を聞くときの態度やパフォーマンスには何をやるかということと、その時の心の状態であるとか、色々な話があるのですが、今はやはり言葉のところが一番、私が重視して話をしているところですね。

【聞き手】

だからずっとお話を伺っているとポジティブなオーラが漂ってくるのですね。

【三宅】

イーオンには「ありがとう」に代表されるプラスの言葉が非常に多いというのが、イーオンが持つエネルギーの一番大きな理由だというふうに思っています。全社的に「ありがとう」に代表されるプラスの言葉が多いですね。

【聞き手】

素敵ですね。

【三宅】

ありがとうございます。

―視聴者へのメッセージ―

【聞き手】

最後に是非メッセージを一言お願いします。

【三宅】

もしイーオンで勤務をされることにご興味がおありでしたら、ぜひ各地で行っております会社説明会に足を運んでいただきまして、私どものことを知っていただければ幸いです。またホームページでも色々な情報を出しておりますので、ホームページの方も見て頂ければ幸いです。英語教育を通して、日本を元気にしてきたいと願っておりますので、皆さんと一緒に仕事ができれば幸せです。ありがとうございます。

【聞き手】

本日はたくさんのお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。

【三宅】

こちらこそ、ありがとうございました。