竹下製菓株式会社 ~『ブラックモンブラン』を超えろ!5代目女性社長の挑戦~

Vol.2 コンサルティング会社で得たもの

竹下製菓株式会社 代表取締役社長 竹下 真由 

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―コンサルティング会社で得たもの―

【竹下】

コンサルティングの会社に行くとは、就活を始めるときには全く思っていませんでした。就職はしようとは思っていました。父は早く帰ってきてほしいという感じだったのですが。

私は、すぐ帰るよりも他社で経験を積まないと狭い世界で閉じてしまう。一般の企業がどういうものかわからないままになってしまう。一度戻ったら、出るということは会社が無くならない限りはないと思っていたので、最初に外でしっかりと揉まれて来る方が、必ず将来竹下製菓のためになると思っていました。

井の中の蛙になりたくないという思いがすごく強かったです。それを父に話したら、確かにその通りだと思うし頑張ってきなさいという感じでした。ものづくりが大好きなので、最初は食品メーカーや電気機械メーカーなどに行くか、もしくは商流を学びたいので商社系かなと思い、大体その2つに重きを置いて就活をしていました。就活は一生に1回、まっさらな状態で色々な企業の扉を叩けるチャンスですよね。なのでこの機会に様々な企業の話を聞いてみようと思い、かなり幅広い業界にエントリーして受けに行きました。説明会も行きましたし。

その中で外資系の企業は日系よりも面接が先にあるので練習がてら受けておいた方がいいよという先輩からの薦めもあって、受けてみました。それなのでコンサルタントも何をやっているか全く知らない状態で受けにいったんですね。

最終的に就職した会社は、結果としては一番初めに内定をいただいたところです。たくさんの先輩社員の方にお会いするなかで、仕事の内容に興味が湧きましたし、最終面接官の方がすごく素敵な方で、この人と一緒に仕事をしてみたいなと思ったからです。

すごくいい印象の状態でその会社の面接は終わりましたが、私はもともと思い描いていた日系のメーカーや商社や他の企業を見ようと思っていたので、内定をいただいた後に、これから本番だと思って他社を受け始めました。

他にもいくつか内定をいただいていて、色々なお話を聞いていたのですけど、決め手は最終面接官の方と一緒に働きたいということ。あとは今の時代に長時間労働は難しいと思いますが、私はいずれ竹下製菓に戻るので、期間が短いからこそ、できるだけがむしゃらに働きたいと思っていて、忙しいところに行きたかった。他のところも忙しいと思いますが、聞いていて一番忙しそうだったのがコンサルティング会社でした。

仕事の内容はさまざまで、お客様先によって変わるしテーマによっても違うのですが、私は新入社員だったので、最初は分析や調査から始まって、提案書を作って、提案するという仕事でした。なんとかしよう、自分でという瞬発力というか突破力というか自分で何とかしようと思える気持ちが培われたと思います。もちろん頼れる人はたくさんいるので、助けられてこそでしたが。いつものごとく上司がやるのだろうとプレゼンの準備をしていない日に、急に振られることがあるのです。今日やってねと、1分くらい前にその場で言われるときもありました。それでも何とかしなければいけなかったり、偉い方々とお話する機会に、その場にいる限り自分の意見を最低限言わないと価値がないよねと言われていたりしたので鍛えられました。今、目上の方々とお話するようなときでも、やらなければいけないこと、伝えなければいけないことは、きちんと言えるようになったかなと思います。それはその時に、急に振られても何とかしようということを鍛えてもらったからだと思います。

できればマネージャーといわれる管理職クラスになってから帰りたいなと思っていました。でも父はできるだけ早く早くみたいな感じで言っていたので、その中で同期との結婚が決まりました。それでそちらの方がしばらく残るということになったので、だったらマネージャー以上の経験は向こうが積んできてくれればいいかなと。自分では体感できないけれども、その分返って先に勉強できることあるんじゃないかなと思って、そこで区切りを付けることにしました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 竹下 真由
役職 代表取締役社長

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