株式会社オープンエイト ~40代で起業!7兆円市場に見い出した活路とは~

Vol.6 求める人物像と今後の展望

株式会社オープンエイト 代表取締役社長 兼 CEO 高松 雄康 (2017年7月取材)

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―求める人物像と今後の展望―

【高松】

オープンエイトのロゴがどういう意味かというと、オープンは「開く」、エイトは「8」という意味ですよね。それは「ゼロから無限」を意味しています。「8」は横にすると「∞」になりますよね。それを「開く」という意味で、オープンエイトという社名になっています。

ですからうちの会社には、今はゼロから何かをつくり出したいメンバーが多く集まっています。参入障壁が高かったり、非常に難しいことをやっていると皆分かってくるのでトライしたい、チャレンジしたいというメンバーが非常に多いということと、後、特徴として上げるとするならば、アイスタイルでもそうだったのですが、女性が多いんですね。女性向けのメディアを事業としているということもありますが、わずか2年にもかかわらずご家庭がある方、お子さんがいらっしゃる方をはじめ色々な女性が働いています。それはすごくポジティブなことだと思いますし、会社としてもすごく仲が良いですね。

うちは、プレミアムフライデーならぬ「ルトロンデー」を設けています。月に1度、強制的に午後半休になる日があるんですよ。これは会社の福利厚生の中の一環で、皆常日頃から忙しい中で働いているので休みを貰いたいという気持ちもありますし、もう一つは、仕事が午後3時に終わって『ルトロン』で紹介しているお店やスポットに行くと、会社からお金が補填されるんですね。そうしたことによって、自分たちが展開しているサービスのファンになってもらう。

当社の行動指針の中に「Be a user」というのがあるんですね。つまり、ユーザーそのものになってほしい、自分たちが出しているサービスに対して自分自身がユーザーである、その上で事業をやろう、という思いがあります。皆そういう視点で働いていますし、面白いのは、誰も強制していないのにほとんどの人が『ルトロン』で紹介したお店に行くんです。そのまま休みにする人というのはほとんどいなくて、皆『ルトロン』で見たお店に行って、その様子をSNSに上げるんです。そういう循環はすごく良いと思っています。自分がやっている事業やメディア、サービス、そして働いている会社のファンになる、そうしたカルチャーをどんどん育成しています。

海外カンファレンスへの参加制度がありまして、全社員の10%だけが参加できるんですね。ある応募資格をクリアすれば参加することができます。そういった制度はあまり他社にないものだと思います。

会社や仕事に対する意欲を醸成する際にも、視野が狭くならない方が良い、できるだけ広く視野を持って仕事に取り組んでもらいたいと思っています。今では国内の情報はソーシャルネットワークを通じて入ってくるようになったのですが、海外のことというのは体験しないとなかなか分からないですよね。その体験のきっかけをできるだけ多くの社員に提供したいと思い、海外カンファレンス制度をつくっています。

特に、これから多くの事業やコンテンツを手がけようとしている中で言うと、まだまだ仲間が足りないという課題は非常に大きいですね。本当に大きい。やはり「誰と働くか」ということは非常に重要視しています。究極を言ってしまえば、やる事業は変わっても人が同じなら良いんですよ。

会社というのはどんどん変化していくものだと思います。特にベンチャー企業は、創業時から事業がどんどん変わっていく。最初に決めたことをずっとやっている会社はなくて、進化していくし変化していくので、そういう変化を楽しみながら働けるメンバーを集めていきたいと思っています。それは課題というより、今本当に必要なことですね。

(求める人材というのは)やはりスピード感と実行力がある人、それに尽きると思います。僕自身は何かを思いついた時、石橋を叩かないで渡るタイプなんですよね。僕には恩師がいるのですが、その恩師の言葉で「確率よりも可能性に賭けろ」というものがあって、そういったことを実践できる人が好きです。ああでもないこうでもないとこねくり回しているうちに世の中はどんどん過ぎ去っていってしまいますから、とにかくまずやってみる。そういう気合の入った人が良いですね。

今後のことについて言うと、現在の事業が成功することももちろんですが、グローバルカンパニーというところにはこだわりたいです。将来的にはこのオープンエイトという会社が、僕が社長をやっているかは置いておいても、世界に出ていけるような会社にしたいという思いはありますね。動画という事業形態かは分かりませんが、ユーザーの気持ちを動かす、ということに徹底的にこだわって、「世界中の人を豊かにする」ということを掲げている会社なので、それを実現するのが僕の夢でありライフワークです。そのために40歳を過ぎて起業家としては超遅咲きながらも会社を立ち上げたわけです。

一つ目は、機能面でAIが今後インターネットやデジタルの世界を変えていくという流れの中で、私たちも早ければ2017年10月からAIを導入したあらゆることをやっていくつもりです。他社にはできないことをするつもりなので、すごく面白いだろうなと予測しています。二つ目に、実は私たちの仕組みは、クオリティの高い動画をつくって配信するというのはもちろんあるのですが、それ以上に「おでかけ」のきっかけをつくる、それによってお客さんもお店もハッピーになる、という形がベストだと思っています。私たちはその中でも「お店がハッピーになる」というところに重きを置いて、そのための仕組みを展開していこうとしています。詳しい内容はお伝えできませんが、他社がやっていないようなことをしていくつもりです。

社長プロフィール

President's profile
氏名 高松 雄康
役職 代表取締役社長 兼 CEO

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