アートグリーン株式会社 ~胡蝶蘭ビジネス成功から紐解く、ビジネスチャンス発掘のヒント~

Vol.4 夢を叶えるための考え方

アートグリーン株式会社 代表取締役 田中 豊 (2017年7月取材)

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―夢をかなえるための考え方―

【聞き手】

上場というのは、会社を興す段階から意識されていたのですか?

【田中】

STTにサラリーマンとして勤めていた時から、上場会社をつくろう、と思っていました。

というのも、STTで勤めていた頃、2種類の社長さんにお会いすることができたのですね。どちらもお金持ちではあるのですが、例えば、社長さんは日曜日にゴルフコンペにいらっしゃるので、写真を撮って、またお届けをして、どこか紹介してください、という営業をするために、朝社長さんの元に伺ってご挨拶をするのですね。その時、2種類の社長さんの特徴を顕著に見ることができます。

黒塗りの車に乗っていらっしゃって、「おはようございます。本日も一日よろしくお願い致します」と、すごく丁寧な社長さんがいるかと思えば、オープンカーに乗ってきて、一回りぐらい若い彼女を横に乗せて、「成功してるんだぞ」というような、若干鼻にかけるような、横柄な態度でいらっしゃる社長さんもいるのですね。こうした2種類の社長さんを見た時に、後者の社長さんの方がすごくもうかっているのかもしれません。でも前者の社長さんは、大体が上場企業の社長さんです。どこかで誰かに見られているかもしれない、という意識を持っています。それは株主かもしれないし、上司かもしれないし、取引先かもしれない。その姿を見た時に、非常に品が良く育った経営者だと感心しました。

そして、経営者になるならば、誰に対しても腰が低く、丁寧な社長になりたい、と思いました。そういう観点でSTTのときに出会った社長さんを割り振ってみると、そういう人たちは皆さん上場企業の社長なのですよ。当時は上場企業というのが何なのか、分かっていませんでしたが、上場企業の社長さんのような人生を送り、そういった人格を持った経営者になりたい、と思いました。

【聞き手】

今、まさに上場企業の社長になられたわけですが、ご自身はいかがでしょうか。

【田中】

上場企業になった、と言って良いのかな、こんな小さい会社では。まだまだこれからではありますが、人生は一度しかありませんよね。その中で、自分が目指した目標、やろうとしたことが思い通りにいかないことがたくさんありますが、サラリーマン時代、すなわち今から27、8年前に思っていた夢が、長い時間を経てかなったというのは、本当に運が良かったと思いますね。自分が言ったことのスタート地点に立てたわけですからね。

【聞き手】

自らこうする、と決めたことは何としてもかなえよう、自分との約束を守ろう、と。

【田中】

僕は、人の夢というのは絶対にかなうものだと思っています。私の知り合いの経営者を見ていますと、強い思いと共にスタートすることと、その思いがかなうまでは辞めない、という人たちしか成功していないのですよね。事業を始めて、かなうまで辞めない。成功する人は皆さんこれしかやっていないのですよ。

普通は途中で何かしら理由をつけて辞めてしまう。夢はここに厳然としてあるのに、結婚、年齢的な問題など、何か理由をつけて夢から逃げているのは自分です。思いがかなうには時間がかかるかもしれませんが、その思いに社会性があり、一般的通念とずれておらず、思いがきれいであれば、必ずお天道様は見ていて、かなうのだろう、と先輩の経営者を見ていて思いました。「途中で辞めなければ思いはきっと成るんだ」ということだけを考えてやっていたら、たまたまではありますが、その通りになったので。

【聞き手】

やはり、成功するためには継続が絶対的に重要だと。

【田中】

とはいえ、目標は人それぞれ違うので、何が良い、何が悪いということではないですよね。
例えば、これは違うな、と思った時に辞めて、「あいつはころころ変わるやつだな」と世間から言われたとしても、その変わった先が成功であれば、最終的な結果としては成功、ということになります。ですから、何が良い、という答えはないのだと思いますね。

しかし、大きな目標を達成するのにはやはり「努力・忍耐・時」が繰り返されていないといけないと思います。努力がなかなか目標に結びつかず、我慢しないといけない忍耐の時もあります。そして「ここだ!」という時が来るのですが、それを何回か繰り返しているうちに大きな夢に近づいているのだろうな、とは思いますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 田中 豊
役職 代表取締役

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