アドバンテック株式会社 ~世界的企業の日本法人社長が語る、結果を生み出す思考とは~

Vol.4 結果を残す人材の特徴

アドバンテック株式会社 社長兼日本地区総責任者 マイク小池 (2017年9月取材)

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―結果を残す人材の特徴―

【ナレーター】

グローバル企業として躍進を続けるアドバンテック。自社を“人種のるつぼのような会社”と表現するマイク小池が考えるコミュニケーションとは。

【マイク小池】

特にグローバル企業の中の特徴として、コミュニケーションが必要だと言いますが、実はコミュニケーションには、エネルギーが必要です。それから、コミュニケーションには知恵が必要ですし、もうひとつ、忍耐も必要です。違う者同士が実際に理解しようとするので、努力しないと、エネルギーがないと分かり合えません。また、お金がかかるということもあります。つまり、みんなで一緒に食事に行こうとか、食文化というのは結構共通ですので、そういったことで楽しめます。ただ、そういうことが提供できる会社というのは、グローバル企業としてやはり魅力があると、私は思います。ですから、そういったことを含めて、とにかく異文化であること、一筋縄ではいきませんが、努力すれば理解し合えるとか、突破できることがあるとか、それがまさにグローバルカルチャーの一番の醍醐味ですので、そういったものがストレスにならない方であれば、アドバンテックというのは素晴らしい環境の会社だと思います。ただ、グローバルカルチャーということを考えると、そこに立ち向かう志がやはり必要だと思いますね。これからグローバルでない世界はもうないので、誰もがそちらに向かっていかなければないとは思います。

【ナレーター】

結果を残す人間の特徴として、“利他”を上げたマイク小池。その言葉に込められた思いとは。

【マイク小池】

人間にはパターンが2つありまして、利他の人と自己中心的な人という2つしかありません。そして、成功する人、あるいは結果が出せる人というのは、相手が何を望んでいるかがわかる人で、それに対してタイムリーに必要なものを差し出せる人、あるいは、商品やサービスとして差し出せる会社であれば確実に成功していくわけです。もうひとつ大事なのは、やはりビジョンや行動力があり、そして周囲からサポートされるような成功の結果を出すことができるということです。私どもの仕事としては、単に部品をお客様に納品するだけではなく、お客様のビジネスが成功できるように、お客様のビジネスの顧客がもっと増えるように、デマンドジェネレーションまでお手伝いしています。相手の会社が成功するためには何をしてあげたらいいだろうかというところまで入って、実際に仕事をしていく。これは利他の思いの延長の部分ですけど、そこまでやります。そういうふうにしていくと結果が出てくるのです。あくまで自分さえよければとか、自分の会社だけよければという考え方では、そこまではいきません。本当に利他の思いで仕事をしたときに、本当の信頼が生まれてきます。この会社は本当に利他の思いでやってくれていると思えば、そこに本当の人間関係も出来てきますし、それは社員に対しても同じだと思います。ですから、そういった意味で、利他であり続けるということがすごく大事だなと(考えています)。ここに「Lita Tree」というものがありますが、この「Lita Tree」というのは私どもの経営の思想の根幹にあることは間違いありません。弊社では、“エリートワンハンドレッド”という若手育成プログラムを実施しています。この若手育成プログラムを受講するのは、30歳前後くらいの社員ですが、経験は問いません。向上心があり、正しいマインドを持っている人を採用して、できるだけ様々な経験をさせ、色々な指導をしながら弊社の幹部候補生へと移行していくというプログラムですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 マイク小池
役職 社長兼日本地区総責任者

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