アドバンテック株式会社 世界的企業の日本法人社長が語る、結果を生み出す思考とは アドバンテック株式会社 元社長兼日本地区総責任者 小池 マイク　 (2017年9月取材)

―求める人物像―

【ナレーター】

アドバンテックが成長をより加速させるために必要な人物像に迫った。

【マイク小池】

大切なことはマインドにおいて心が柔らかいということ、新しいものを吸収できるという部分です。それから、さきほど申し上げました、“利他”の考え方を持っている方、また受け入れられる方、そういう方が必要になってくるかと思います。そして、30歳前後を超えて、やはり経験者となってくるとそれぞれの分野でエクスパティーズのある人を望みます。特に我々は技術の会社ですから、技術バックグラウンド、また従来のただハードができるからハードだけという考え方ではもう通用しないので、今度は、ハードからトータルソリューションへという考え方に、自分の考えを移行できる方ですね。それから、マーケティングの分野でいえば、デジタルマーケティングの要素プラス、全体的なトータルマーケティングができる方々です。ドメインノレッジのある方々が必要とされると思います。もはや今、デジタルマーケティングもひとつのツールとして、マーケティングの一部なので、比率的には2、3割くらいの考え方なのかなと感じますし、更に1歩も2歩も進めてトータルな意味でのマーケティング、顧客創造ができるマーケティング、お客さんとエンゲージできるマーケティング、それができるようなタイプの方々が必要とされると思います。
アドバンテックという会社のブランドは非常に強いです。そしてこのアドバンテックのIoTアーキテクチャというはっきりしたものがあります。このアドバンテックそのものをやはり信じることができ、アドバンテックIoTアーキテクチャを信じて広められること。こういったことがもちろん前提にあります。別な意味では、長期に渡りアドバンテックとともにIoTストラクチャ―を広げて、この愛社精神のもとにやっていけるような方々です。アドバンテックで働いてる人たちに共通なこととは、アドバンテックがみんな、大好きなんですよ。ここがポイントです。ですから、そういったチームワークの中でともにやっていけるような人々を求めています。また、学習する組織、製品数が多いので、完璧なんて何もありません。とにかく完璧ではなく、少しでもBetterに、Good、Greatの精神ですね。Goodプレーヤーを集めて、みんなでGreatになっていこうという会社なので、そういった会社の中でともに成長していこう、向上していこうという気持ちがある方に、ぜひ集まっていただきたいと思います。