株式会社FOLIO ~創業2年で資金調達額90億超。常識を覆すテーマ投資の全貌~

Vol.2 フィンテックとの衝撃的な出合い

株式会社FOLIO 代表取締役 甲斐 真一郎 (2018年2月取材)

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―フィンテックとの衝撃的な出合い―

【ナレーター】

大手外資系金融企業に就職後、トレーダーとして活動。海外の動向を知るための情報を集める中で、当時アメリカで急成長していたレンディングクラブという企業をはじめ、各フィンテック企業のビジネスモデルに強い関心を持ち、また、その技術に社会的意義を感じ、日本こそフィンテックを取り入れて変わるべきではないかと思ったという。

【甲斐】

レンディングクラブというのは何かというと、ソーシャルレンディング、ピアツーピアレンディングの会社です。当時、6,700億円くらいで、2014年の末くらい、6000億円強でベンチャーが上場しました。そして、すぐに1兆円くらいまでになった。「なんだ、これは」と思いました。ピアツーピアレンディングというのは、そもそも何だというところから入るわけです。そして当時の、その周辺の記事を色々と読み漁ると、非常に面白いビジネスモデルと、フィンテックベンチャーの領域が膨らんでいました。日本でフィンテックというのはほとんど聞かないような時分だったので、その新しさと、かつ新しいビジネスモデルの社会的意義とかマーケットインパクトとかを色々と分析していると、「これは日本に絶対くるな」と思ったのですよ。ロボアドバイザーも含めてですね。ピアツーピアレンディングは、日本というのはレンディングの環境は良くないというか、金利が低いのであまりベンチャーがやるようなビジネスモデルではないとは思います。しかしロボアドバイザーに関しては、日本では資産運用の世界がまだまだ根付いていないので可能性はあるのかなと思い、そこからは新しいビジネスモデルを自分で構築することに夢中になりました。

【ナレーター】

その後、大手外資系金融企業を退職し、FOLIOを甲斐含めて8名で設立することになるのだが、当時の人脈はほぼゼロだったと語る甲斐。どのように人材を集めたのか。

【甲斐】

どうやって出会いを生むかというのを非常に考えた時に、動いていましたね。基本的には、起業というのは自分の全然知らない世界なわけです。僕はエンジニアではないので、エンジニアの方々の知り合いはほぼゼロでした。資金調達といっても、投資家さん、VCの方の知り合いなんて、僕にはいないわけです。ですから、すべての人脈がゼロでした。その時に何をするかというと、本当に朝から晩まで何かしらのコミュニティーに顔を出していましたね。紹介の糸口があれば「すぐに紹介してくれ」と言っていました。今、知り合った人間は、そこで知り合った人間とは違いますが、とはいえ、そうやって動いていなかったら、おそらく今の出会いもなかったはずです。その時期だけは、背に腹は代えられない感覚というか、「出だしを失敗したらダメだ」と思っていたので必死でしたね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 甲斐 真一郎
役職 代表取締役
生年月日 1981/9/1
座右の銘 collective success
愛読書 『坂の上の雲』

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