株式会社ビーグリー ~知られざる『まんが王国』快進撃の秘密~

Vol.3 成長の裏側にあったトライ&エラー

株式会社ビーグリー 代表取締役社長 吉田 仁平 (2018年3月取材)

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―成長の裏側にあったトライ&エラー―

【ナレーター】

2014年、創業者からのバトンを引き継ぎ、代表に就任。しかし、それまでの道のりは苦労の連続だったという。

【吉田】

11年前くらいは、外資系といいますか、本社が外国にある日本法人というたてつけでした。漫画のビジネスを始めて間もないですし、出版社さんからいわゆる漫画の権利を獲得するような交渉なども、非常にスムーズに進まない感じはありましたね。

市場ももちろん小さいですし、しかも聞いたこともない、新しい会社で、なおかつ「本社が外国らしいよ」というようなところで苦労しました。少しずつ作品を増やして売り上げを増やして、規模が大きくなって改めてまた作品が増えて、という繰り返しであるところも非常に苦労しました。

もちろんガラケーからスマートフォンに移行していくにあたっても、スマートフォンに移っていくことはみんなわかっているのですが、どういうスピードで移っていくかという想定、イメージで、打ち手は変わってくると思うのです。そういうスピード感とか判断軸みたいなところでも色々な議論はありましたし、スマートフォンが始まったときには様々な形の漫画系のサービスを展開しました。今、当社の主体は『まんが王国』ですが、他にも色々な形のものを出してみて、うまくいかなくて畳んでいるものもいくつかあります。一方でコミック以外の事業にも、やはりスマートフォンへの移行のタイミングで色々とチャレンジしましたが、それもかなり畳んだものもあります。

そういうものを繰り返してきている過程でもかなり苦労はしております。お客さんを獲得する広告手法みたいなものも、やはりスマートフォンになったときに、従来の手法から大きく変えました。ガラケー向けにユーザーを増やすために取っていた方法を、スマートフォンでも最初は踏襲していました。「そのままでいけるんじゃないの」、「いや、いけないんじゃないの」と議論し、それを大きく変えてみようという話になり、方向転換したのです。

全く実績のない形ではありましたが、結果的にはそれでユーザーを増やすことができましたので、そういうプロモーション手法の変換においては、チャレンジが1つ成果になった形だと思います。

社長プロフィール

President's profile
氏名 吉田 仁平
役職 代表取締役社長
生年月日 1971/12/30
座右の銘 人事を尽くして天命を待つ
愛読書 ビジョナリーカンパニー1,2、経営の本質

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