株式会社フォーシーズ ~宅配ピザ『ピザーラ』で業界トップ。50業態超、1,300店舗以上を展開~

Vol.3 デリバリーピザとの出会い

株式会社フォーシーズ 代表 淺野 秀則 

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―デリバリーピザとの出会い―

【淺野】

丁度その時に何かの記事で、当時の総理大臣の給料が3000万円とかっていう話があって。まず絶対僕は(総理大臣に)絶対なれないと。もしかしたら、1軒で30万儲かるものを、例えば夫婦2人で朝から晩まで、15~16時間2人で死ぬ程働いて、それを10年かけて毎年1軒ずつつくっていったら、これ超えるぞと。それに気がついたんですね。

何か1つ30万儲かるものはないだろうかなと探し始めた時に、たまたま『E.T.』というスピルバーグの映画がやっていたんですね。その映画の一番最初のシーンが、ピザのデリバリーから始まるんですが、それを見た瞬間に僕は、「これは面白い!」と突然思ったんです。飲食業だけど新しいし、デリバリーっていうのは何だと興味も惹ける。それと同時に僕が閃いたのは、これってハワイの学生時代の時に食べた、ああいう味かもしれないということです。これは面白いな、もしかしたらいけるかもしれないと思って、帰ってすぐ社長(妻)に、ちょっとやってみないかと提案しました。

【齋藤】

あの映画は非常に有名で、当時日本人でも500万、あるいは1000万ぐらいの人が見たけど、あれを見て、これはデリバリーピザが商売になるぞと思ったのは、淺野さん1人だけでしょうね。

【淺野】

本当に世界中で僕だけだったと思うんですけど、その頃は本当にハングリーでですね、毎日何か面白いものや面白い仕事はないかなと思って、1日に2~3個、常に考えていましたね。そんな時、ドミノ・ピザの第1号店が恵比寿にできましてね。最初、色々と研究して中々難しくてできなかったんです。

我々の考えは、30万1ユニットを10軒やることが1つのミッションというか目標だったので、それだったらドミノに、うちも是非フランチャイズ加盟させてくれないかって、直接ワイ・ヒガさんの方に交渉に行きました。そうしたら、「すみません、うちは残念ながら直営しかやりませんので」と言われて。じゃあ日本人に合うような日本人向けのピザをつくろうと、それがもう最初の合言葉。妻と徹夜で一生懸命生地をつくったり、焼いたり、お腹壊したり、何百枚とやるわけです。でももう本当に半年位、中々できなくてですね。

【齋藤】

何が難しいんですか?

【淺野】

やっぱり生地のバランス、ソースのバランスなんですけど、一番難しかったのは生地です。最終的に色々な生地を研究したんですけれども、できなかったんですね。そこで、当時フランス大使館に生地を入れている、パンを納品している所はどこか調べましたら、たまたまわかって、それが軽井沢の「浅野屋」さん。名前も「あさの」で一緒じゃないですか。親戚かもしれないと思って飛び込んでいって、浅野耕太会長とにらめっこ、2時間ですよ。全く無名で何もない。でも、必ず日本で一番にします、よろしくお願いしますと言って。でも、やってくれましたね。今は、一緒に工場をやらせていただいて、未だににずっと変わらずにお取引させていただいています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 淺野 秀則
役職 代表

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