株式会社メタップスホールディングス(旧株式会社メタップス) 対象は世界70億人。若きベンチャー経営者、変革への挑戦 株式会社メタップスホールディングス(旧株式会社メタップス) 元代表取締役社長(創業者) 佐藤 航陽　 (2015年11月取材)

―求める人物像と視聴者へのメッセージ―

【聞き手】

人をこれからも採用していくにあたって、どんな人に来て欲しい、どんな人と一緒に仕事したいと思いますか？

【佐藤】

1つだけだと思っていて、エネルギーですね。エネルギーって情熱みたいなものですけども、何か興味に対して熱くなれるという、それだけかなと思っていて。結局誰かを巻き込める力というのは、エネルギーがあるかどうかだけだと思うんですね。何かこの事だったら私と24時間議論できるというテーマを持ってる人間は、ビジネスでなくても成功できると思っているので。そういうものを持っているか持っていないか。それは年齢は関係なくて、おじいちゃんでも持っている人はいるだろうし、若者でもそういうのを持っていない人もいますから、そこのエネルギーというものをちゃんと心の中に持っているかどうかというのはずっと見てますね。

【聞き手】

ちなみに佐藤社長から見てこのメタップスと言う会社の社風どんなものでしょうか？

【佐藤】

カオス(混沌)。バラバラですかね。バックグラウンドもバラバラですし、全グループで言うと宗教家も違いますし人種も違いますし言葉も違う。私はそれで問題ないと思っていますね。全員が全く同じ価値観を持っているというのは、むしろその人のあり方としてはおかしいと思いますし、長続きしないんじゃないかなと思いますね。

【聞き手】

本当にこのメタップスという会社が、これからどのように展開させていきたいというふうに思われているか、最後にメッセージを一言いただけますでしょうか。

【佐藤】

今後も、やり方やスタンスは変えたくないと思っていまして、やはり私も分からないこととか、できそうにないことを常に繰り返しながら会社を成長させてきてはいるので、今後もそういう方向性は変えずやっていくつもりです。ですので、その方向性が好きだという人は投資をしていただくのか、はたまた入社をしていただくのか、そこは問題ないですし、やはり安定的に物事が見れていて理解できるというのが好きな人は、私たちとは合わないとは思うので、そこの違いはやはりスタンスかなと思っていますね。また、今後もフロンティアを求めて、いろいろな挑戦をしていきたいと思っているので、ぜひ価値観が合えば(ジョインしてください)といったところですね。

【聞き手】

この若い世代がつくった会社で、世界に名が通るようなそういう会社が生まれていったらいいなと、そういう会社になる一社だと、期待をしていますので、これからもますます、あの会社は一体何の会社と言われる会社であり続けて、ますますご成長されますことを心から応援していきたいと思います。

本日は、たくさんのお話を聞かせいただきまして本当にありがとうございました。

【佐藤】

ありがとうございました。