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Vol.4 eEXPOの限界 三度目の挑戦

リンカーズ株式会社 代表取締役CEO&ファウンダー 前田 佳宏 (2015年12月取材)

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―eEXPOの限界 三度目の挑戦―

【前田】

私の個人的なポリシーは、もう1つとしてレバレッジをかけることを常に考えています。いわゆる、テコの力をかけるということです。熱意とか根性とかだけで進んでいても、絶対に限界がくると思うんです。いかに効率を考えることが重要なので、それがレバレッジです。レバレッジの1つとして、いかに最も著名な人と連携するか、力のある機関と連携するか、いわゆる業務提携ですね。それもレバレッジの1つだと考えました。当時一切無名で、ブランド力もゼロで、じゃあ何をする必要があるかと考えた時に、やはり飛び込みですね。飛び込みで自分の熱意を伝えるというのが実は重要で、当時は人ではなくて、東北を支援したかったので、東北でも力のある、いわゆる産業支援機関と連携できれば、『eEXPO』という展示会も短期間で普及すると考えました。約40機関に飛び込みでアプローチをしたのです。その中で、たまたま東北経済連合会に飛び込んで、たまたま話を聞いてくださいました。その窓口の方が東北電力から出向されてきている方で、ものすごい熱意がある方でしたね。

【聞き手】

復興したいという熱い思いでしょうか。

【前田】

それと同時に、当時食品の復興がとてもうまくいかれていたのですね。東北経済連合会として、ものづくりの支援も取り上げていきたいなというところで、当時ものすごい数のプラットフォームを考えたのですよ。我々が300個位のバリューチェーンを持っていたのですが、それはとても驚いておられたというのは1つの理由としてあります。その(東北電力から出向された)方に出会えたことと、300のバリューチェーンがあったことで、うまく連携することができました。

【聞き手】

そこで現在やっていらっしゃるもの、ビジネスモデルというものが固まっていったという感じでしょうか?

【前田】

そうですね。『eEXPO』という展示会を最初1年間、東北でやったわけなのですが、400社程訪問して何をやったかというと代行登録をやっていたのですね。中小企業はブランディング、いかに(自社を)うまく見せるかというところがすごく弱いと。やはり最初は400社、500社登録するにしても、うまく見せたほうが集まりますよね。私も前職で1万枚程パワーポイントで資料をつくった経験があるので、その辺りは長けていたんですよ。それで、ある中小企業に訪問して、30分ぐらいヒアリングするんです。ヒアリングした内容をベースに、残り1時間半でその場でパワーポイントで資料をつくりました。

【聞き手】

それは企業側から教えてもらえないことですよね。

【前田】

教えてもらえません。世界の70億人に見られる、そうなると出せないですと。大手企業も見ていて、競合も見ている、今我々の1番コアとなる技術開発は外に出せないと言われるんですよね。結局5~10パーセント程しか出せないと、400社全てがそう答えました。

結局、その会社がどういった出来事をどういった技術開発をしているかは、コーディネーターの方は知っているということを、その400社から気づいたんですね。結局、コーディネーターが知っているということは、いわゆるヒューマンインテリジェンスというものを軸にしたほうが、圧倒的にマッチングすると、2013年8月ぐらいにものすごく深く考えて方向性を変えたのです。

【聞き手】

それが、今のリンカーズという会社が生まれるきっかけとなったわけですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 前田 佳宏
役職 代表取締役CEO&ファウンダー

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