株式会社ゼットン ~飲食業界の雄が打つ、成長を加速させるための次の一手とは~

Vol.4 社長に就任して起こしたアクション

株式会社ゼットン 代表取締役社長 鈴木 伸典 (2016年9月取材)

[もっとみる]

―社長に就任して起こしたアクション―

【聞き手】

トップに立つという気持ちは、段々意識はしてこられていたのですか。

【鈴木】

もちろん、常に自分がトップだったら、今、目の前にあるこの状況をどう打破するか、もしくは、どうやってさらによくするかということは、常にその思考回路でものを考えていたので。もちろんそれというのは、自分一人で考えるのではなくて、他の役員であったり、僕は営業系なので営業系の自分の後輩たちだったりと共に話をして、どういうふうに判断をしていこうかということを常に意識して、そこから自分が考えているということを稲本とすり合わせをして答えを導き出すという、そんなことはずっと意識をしてやってきました。

【聞き手】

稲本会長は、割と早い時期から、ゆくゆく譲ろうみたいなお考えをお持ちだったのでしょうか。

【鈴木】

稲本とご飯を食べているときに、お前が代表を譲り受けるという話は、元々話は二人ではしてきたけれども、今でもそこに対してのお前の覚悟というものは揺らいでいないかということを僕に聞いてきたのです。僕はもう全く自分の中に揺るぎないものがあったので、「もちろんです」と。それは意識して仕事を日々送っているし、そこはもう安心していただいて一向に構いませんという話をしたのを覚えています。

【聞き手】

2016年の春に社長にご就任されたということで、改めまして、おめでとうございます。

【鈴木】

ありがとうございます。

【聞き手】

この半年間、経営トップとしてやってこられていかがですか。

【鈴木】

やはり思った以上にプレッシャーが大きくて。どうやってこれを真正面から人びとの気持ちを受けて、どうやって僕が社長としてスタートしていくべきなのかなと。このまま1日1日を流してしまったら、僕は絶対にダメになると思ったのです。副社長のときと社長になったときと、自分の仕事の仕方も自分自身のプレゼンテーションも、圧倒的に変えよう、全て変えようと思ったのです。

人を大事だと心の底から思うこの気持ちだけを変えずに、自分のスタンスを全て変えようと。その結果、社長になってから、僕はもう今年の夏も猛暑だったのですが、1日たりともネクタイをせず出勤をしたことがなく必ずジャケットを羽織る、そんな自分のスタイルに切り替えようと。そこから自分のメンタルも恐らく変わる。そうすると、自分が社長になった。だったら、お前は何をしなければいけないのだという、自分自身が自分に対して問いかけるその時間が増えるのではないかなと思ったのです。

今まではタンクトップと半パンとビーサンだった僕が、スタイルを変えた自分、自分がどんなゼットンを作っていこうかということを必死に伝えること、そんなことでお時間を取っていただこうということで、自分がお世話になった先輩も含めてごあいさつ回りというものをそこから始めました。僕は、実は、店長になったときに、在籍アルバイト全員と面談をしました。僕のいいところと悪いところ、今のお店の現状、その人が感じていること、その人がなぜお店に入ってくれたのか、今どんなことを思っているのかということを全部聞くために面談したのです。当時のことをふと思い出して、360人、人数が多すぎるなんて言っている場合ではないなと。今これからきっと社員も稲本から鈴木に社長が変わって、何が変わるのだということを一番気にしているのは、もしかしたら社員かもしれないと。その社員に僕がメール一発でこんなふうにしていくということを駄々草にやってはだめなだと。では、360人全員と会おうと思って、それから全社員面談をやるということを決めました。プレッシャーをはねのけるために、自分らしさを生かした自分のスタイルを皆さんにシンプルに分かりやすく分かってもらうためには、何をしたらいいのかなということのみを考えて仕事をしている、そんな毎日です。

社長プロフィール

President's profile
氏名 鈴木 伸典
役職 代表取締役社長
生年月日 1971年10月23日

あなたにおすすめのコンテンツ

この社長に応援メッセージを送る
この社長に直接提案