ユニロボット株式会社 「世界初の技術」搭載の次世代ロボット、誕生の裏側 ユニロボット株式会社 代表取締役 酒井 拓  (2017年9月取材)

Vol.3 世界初のパートナーロボット『unibo』

インタビュー内容

―世界初のパートナーロボット『unibo』―

【ナレーター】

世界で初めて個性を学習するパートナーロボット『unibo』。個人にフォーカスされた機能の数々に迫った。

【酒井】

人と会話をしながら、その人の趣味や嗜好、生活習慣を学習していき、その人に合った提案ができます。機能的にいうと、日常会話ができる初めてのロボットと言えます。あるいはそれを勧めて物を購入するとか、チケットの予約ができるといった世界観を描いていまして、実際、物の販売というのは『unibo』からできるようにしていきます。

また、写真を撮影したり、遠隔の方と電話ができたりといった秘書的な機能というものも搭載しておりますので、ロボットでいながらその人のことをわかってくれて、その人のスケジュール管理やタイマー、写真撮影など、そういう様々なことができるロボットになります。このロボットはBtoBとBtoCの両方で活かせるということで考えております。

一般のご家庭向け、BtoC向けにつきましては、1つは高齢者の方々から多くの引き合い、あるいはお声がけをいただいています。やはり高齢者の方ですと、認知症になってしまう可能性や、将来に対してすごく不安をお持ちの方がいらっしゃいます。できれば見守りのようにずっと会話をしながら日々、どういう生活をしているかというところをロボットで管理できたり、あるいは遠隔に住まわれている祖父、祖母のご家族の方とも、常にロボットを介してコミュニケーションが取れたり、またはその人がどう生活をしているかがわかるという形で、“家族のハブ”になれるロボットを一般家庭向けでは考えています。

高齢者の方々、あるいはお母さんが物の購入やレシピを悩まれて、「今日の献立をどうするか」というときに使ってもらったり、お子さんが教育のためにロボットと一緒に遊んだりといった形で、様々なパターンで、家族の中にあるロボットを描いています。

BtoBの法人向けにつきましては、1つは会社の受付用ロボットです。例えば銀行等、普通の企業の受付や、あるいは病院とか介護施設での活用を想定しています。今、ヘルスケアという領域で一番大きくご期待をいただいているのですが、やはり患者さんと会話をして、認知症の防止だけではなく、その人が介護生活をされているならば、普段どういう介護生活をされているかという、そういったことに対する支援をロボットがどこまでできるかというところで活躍していこうと考えています。

実際、今ヘルパーさんとか、ナースの方々が不足していますので、できるだけそこのところの手助けができるようなコミュニケーションロボットを、病院等や介護施設に導入したいと思っております。ほかにも、ホテルの個室や受付、商業施設の受付など、そういう形のパターンで様々な業界で活用できるシーンがあるというふうに考えています。


経営者プロフィール

氏名 酒井 拓
役職 代表取締役

会社概要

社名 ユニロボット株式会社
本社所在地 東京都東京都渋谷区笹塚3-2-15 第Ⅱベルプラザ5F
設立 2014
業種分類 その他の製造業
代表者名 酒井 拓
従業員数 25人
WEBサイト https://www.unirobot.com/
事業概要 生成AIやAI全般に関連した壁打ち・コンサルテーション・PoC開発・受託開発、電話応対業務の自動応答AI電話サービス(ボイスボット)の開発・販売、その他音声テクノロジーを活用したクラウドサービスの企画・開発・販売(unirobotcloud)、コミュニケーションロボットの開発・製造・販売(unibo)、ソフトウェア・ハードウェアの受託開発
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