株式会社クリスプ ~テクノロジー導入で新風を吹かす「サラダ専門店」躍進の秘密~

Vol.2 起業を志すきっかけとなった「ジレンマ」

株式会社クリスプ 代表取締役社長兼CEO 宮野 浩史 (2019年1月取材)

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―起業を志すきっかけとなった「ジレンマ」―

【ナレーター】

その後、ビジネスは好調に推移したが、懇意にしていたホストファミリーの父親が急死してしまう。

突然の訃報に、宮野は事実を受け止めきれなかったが、この出来事から多くの学びを得たと語る。

【宮野】

心臓にもともと病気を持っている方で、実は飛行機の中で心臓発作が起きて、飛行機の中で亡くなってしまいました。そのとき僕は一緒ではなかったのですが、とても魅力的な方で、非常にカリスマ的な方で、僕はすごく大好きだった。

ただ、こんなすごい人でも間違えるのか、と。それならば、色々な人の、すごい人の言うことだけを聞いて動いていたら危ないと思ったのがとても印象的で、それは本当に大きな学びになっています。自分で考えなければならないのだと。

【ナレーター】

日本に戻った宮野は当時成長していたコーヒーチェーン、タリーズを展開するタリーズコーヒーの日本法人に就職。

アメリカとの働き方とのギャップに戸惑いながらも、着実にステップアップしていくが、あるジレンマがあったことが、再度起業を志すきっかけとなった。

【宮野】

「会社のこういう体質が良くないから変えたほうがいい」とか、「売り上げ報告のこういう点が良くない」とか。自分で商売をしていたのが大きかったのかもしれませんが、それが当たり前だと思っていました。仕事というのは、気になることとか、何かおかしいこと、良くなるべきことがあるならとことんやらないといけないものだと思っていたのです。

それこそ打ち合わせをしていても、「宮野さんはなんでそんなにこだわるんですか」と。「自分のことでもないし、いいじゃないですか」、「なんで自分の商売じゃないのにそんなに頑張るのか」と言われました。会社勤めでそういうことをするのは、周りからしたら変な人だと思われるのかと、結構ジレンマがありました。

それもあって、自分で会社を立ち上げて自分でやるのならば、どれほど一生懸命頑張っていても誰からも変な人だと思われないだろうということも、実はもう一回会社を立ち上げた理由の一つでもあるのです。

社長プロフィール

President's profile
氏名 宮野 浩史
役職 代表取締役社長兼CEO
生年月日 1981年12月20日
座右の銘 失敗を恐れず、まずはやってみる

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