Vol.5 従業員の働き方を変える一手
―従業員の働き方を変える一手―
【ナレーター】
店舗評価についてもテクノロジーを活用して是正を図り、顧客の来店頻度や離脱率といった顧客生涯価値、ライフタイムバリューの数値化に成功。
感覚値からデータをもとにした正当な評価ができるようになり、従業員の働き方を変えるきっかけになりつつあるという。
【宮野】
本来、今日いくら買ってくれたかというのは、良い店を作るにはそこまで重要なデータではない。その1回来てくださったお客様が次も来てくれるのかという方がすごく大事な情報だと思うのです。
ただ、従来は次も来てくれていたのかどうかはわからなかった。だから、売り上げとか客数とか昨対とかの数字を見るしかなかったわけです。
しかし、LTVで評価できるようになると、「今日の売り上げのために、なんとかしてこれも買ってもらって今日の予算を達成しよう」ということではなく、お客様にどうやって喜んでもらうのか、どうやったら次も来てくれるようになるのか、また来てくださいという方が評価の基準になります。
そうすると、実際にお店にいるスタッフの働き方、意識、考え方がどんどん変わってくるのかなと。働いている人の評価の仕方が変わらないと、どうしても働き方は変えられません。
ですので、会社全体で評価の仕方を変えていくということは非常に大事です。我々もまだ道半ばではありますが、そういうことをやりたいな、というのが今回の一つでもありますね。
経営者プロフィール
氏名 | 宮野 浩史 |
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役職 | 代表取締役 |
生年月日 | 1981年12月20日 |
座右の銘 | 失敗を恐れず、まずはやってみる |
会社概要
社名 | 株式会社クリスプ |
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本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目 11F WeWork内 |
設立 | 2014 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
宮野 浩史
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WEBサイト | https://www.crisp.co.jp/ |
事業概要 | カスタムサラダレストラン「CRISP SALAD WORKS」の展開を通じて、テクノロジーで顧客体験を非連続な成長と高い収益率を実現する新しい外食企業「コネクティッド・レストラン」を構築する |