ピップ株式会社 ~ヒット商品を生み出し続ける「ピップ」の強さの秘密~

Vol.1 P&G修行時代に得たアメリカ人からの意外な教え

ピップ株式会社 代表取締役社長 松浦 由治 (2019年3月取材)

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【ナレーター】

平均寿命の延伸に伴い、体だけではなく心も健康で過ごすことが、より豊かな人生を送る上で重要になってきている。

そんな中、いくつもの革新的な商品を世に送り出し、国内のウエルネス分野をけん引する企業がある。ピップ株式会社だ。

100年以上もの歴史を持つ医療用品・衛生用品の卸業を軸に、磁気治療器でおなじみの『ピップエレキバン』や『ピップマグネループ』、フットケアの『スリムウォーク』など、数多くのヒット商品を展開。現在を新たな創業期と位置づけ、挑戦を続けている。

変化する時代に対応した商品を生み出し続けるピップの強さの秘密に迫る。

―P&G修行時代に得たアメリカ人からの意外な教え―

【ナレーター】

大学時代はアイスホッケーに熱中し、卒業後、医薬品の卸を行う企業に入社。4年半の勤務を経て、ピップの前身の企業の一つである、ピップフジモトに転職。

その後、父親の勧めでアメリカへ留学し、かねてから付き合いのあった世界一の消費財メーカー「P&Gグループ」のサンフランシスコ拠点でセールスアシスタントに従事。そこで一緒に行動したスペイン系アメリカ人からのある教えに驚いたという。

【松浦】

「まずは自分を売り込む。自分という人間がこういう人間だということをわかってもらって、そこで人間関係や信頼関係をつくり、それで商談していく」ということを言っていました。

そういう営業手法は日本人ならではだと思っていたのですが、アメリカ人もそういう考えを持っているというのは、ある意味驚きでした。

最初から大きなものを持っていくのではなく、まずは自分の人間性、誠実さを見せると言っていましたので、「これは他とは違うな」と思い感心しました。

【ナレーター】

帰国直前に行った研修の中で、プレゼンテーションを披露する機会があり、そこでのある体験が今でも心に強く残っていると、松浦は語る。

【松浦】

「お前は日本語でやっていいよ」と言われたのです。日本語で何を話したかは覚えていませんが、20分間のプレゼンテーションをしたら、終わった途端に皆が立ち上がって、「素晴らしい。ブラボー」と言ってくれました。

やはり人を喜ばせるというか、そういう術に長けている。アメリカ人はすごいと思いました。

スタンディングオベーションで手を叩いてもらった時の感覚は、今でも覚えていますし、心に残っていますね。逆に自分が感動しました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 松浦 由治
役職 代表取締役社長
生年月日 1958/4/3
略歴 早稲田大学を卒業後、医薬品の卸売を行う「三星堂」を経て、ピップフジモト(現在の前身)に入社。東西の事業会社が合併したピップで2010年、副社長に就任し、2018年より社長を務める。
座右の銘 一期一会
愛読書 八甲田山死の彷徨(新田次郎)

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