フェスタリアホールディングス株式会社 ~眼鏡から宝石業界へ参入して大逆転!業界の常識を覆した一手~

Vol.2 反対を押し切った沖縄1号店 成功の要因

フェスタリアホールディングス株式会社 代表取締役社長 貞松 隆弥 (2018年6月取材)

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―反対を押し切った沖縄1号店 成功の要因―

【ナレーター】

1993年11月に記念すべきジュエリーショップの1号店を沖縄のショッピングモール内にオープン。しかし当初は父を含む身内から猛反対を受けたという。なぜ、反対を押し切って沖縄に1号店をオープンしたのか。その理由について、貞松は、絶対に売れるという確固たる自信を持っていたからだと言い切った。

【貞松】

物件の話が1993年9月に来たんですね。9月に来るということは、もともとドタキャン物件なのです。どこに企画書を持っていっても受け付けてくれてくれないのに、沖縄のジャスコから来ました。父にそれを報告したら、「良かったな。お前、行って断ってこい」と言われました。「電話で断るな」と。平たく言うと、きちんと言って断れば次の話が来るかもしれないよということです。僕も、そうだなと思って沖縄まで行きました。

行ったものの、もう11月オープンなので、出来ているんです。それで、僕は直感的に「これは売れる」と思いました。なぜなら、沖縄の人口約140万人は、島の上半分は全部基地なので、下に密集しています。どこにも逃げない140万人の商圏です。政令指定都市と一緒ですよ。なおかつ、共働き率日本一であり、核家族化してないので、祖父母と一緒に住んでいますから、可処分所得が高い。個人所得は全国で一番低いけれども、物価も安いので、実はお金を使える環境がそこにはある。しかも、共働き率が日本一で女性の発言力がある。なおかつ、南国なので胸元や耳元が開いている。しかもアメリカナイズされているので、小学生からピアスをつけている。売れると思いました。そして結局、「やります」と言って帰って来てしまったんですね。

父親の寿命を縮めたかもしれないですよね。でもこれは勘です。実は父親が心配してその後、「息子を止めてくれ」ということで知り合いの宝石業界の人を呼んで、その時初めて色々な資料やデータを見ました。データというのが面白いなと思うのは、「データを見ても、沖縄は売れない」とみんな言うんですよ。全国で一番所得が低いとか、遠隔地で間接コストがかかるとか言うのですが、その資料、僕は全部売れる資料に見えました。データというのは、やはり見る人によって違うんです。よく言いますが、チャンスはおそらくみんなにある。でも、気づくか気づかないか。そっちのほうが大きいというのは、そういうことだと思います。

社長プロフィール

President's profile
氏名 貞松 隆弥
役職 代表取締役社長
生年月日 1961/12/22
出身校 成城大学
座右の銘 夢を持つのは能力だ
愛読書 坂の上の雲

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