ラクスル株式会社 ~6兆円市場に変革をもたらした「ラクスル」快進撃の裏側~

Vol.3 コンサルタント会社での経験

ラクスル株式会社 代表取締役社長CEO 松本 恭攝 (2015年12月取材)

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―コンサルタント会社での経験―

【聞き手】

大学生の時は、将来、どういった道に進もうというふうにお考えだったんでしょうか。

【松本】

大学生の時を言うと、あまり将来のことは考えなくて、一番楽しく仕事ができそうな場所にいこうという、一種のモラトリアムに近いような状態だったんですけども、そういう状況でコンサルティング会社に入りましたね。

【聞き手】

ご自身の中でその時、楽しいと思えることというのはどのようなものでしょうか。

【松本】

考えることが好きだったんですよ。考えることがすごく好きで、ちょうど私の世代くらいから、インターンシップという、職場体験という名の選考会が開かれるようになってきて、いろいろな職種に参加しました。コンサルティング会社が一番面白かった。一番考える量が多いなと思ったんです。

【聞き手】

頭を使いたい人にとってはもってこいですよね。

【松本】

それが楽しくて、コンサルティング会社に行こうと。当時は選考が早くて、大学3年生の冬くらいに内定を得ました。極力早めに就職活動を終わらせて、海外留学を考えていました。英語が本当にしゃべれなくて、大学に入学した時、TOEIC340点だったんですね。結構これはまずいなと。そんな中で、大学1年生の時英語のイベントをやっていたんですけども、何を言っているか全然わからない。さすがにまずいなということで、バンクーバーに留学をしました。留学をするために、早く就職活動を終わらせたいというのもあって、早く終わって、楽しかったところということで、コンサルティング会社に行きましたね。

【聞き手】

選ばれた会社というのは、世界的なコンサルティング会社、A.T.カーニー。いわゆる世界を代表するようなコンサルティング会社ですので、日本の中でも大きな会社の戦略の部分をコンサルティングされていたと思うのですが、実際に現場でやっておられて、何か大変だったことなどあるでしょうか。

【松本】

今見ると全然違う見方をすると思うのですが、大学の学部を出たばかりの学生で、全体感があまりつかめていなかったですね。何のためにやるかとか。そもそもビジネスをしたことのない人間なので、そういう中で、よくいうファクトベースのコンサルティングのようなことをやっていると、比較的、いろいろな分析作業などが中心になります。森を見るというより木を見る期間として、それこそビジネスマンとしての土台づくりのようなものをやってきました。よかったのは、物事を論理的に捉えるとか、事実と仮説を分けて考えるとか、インパクトの大きいものとは何かということから考えるとか、そういうコンサルティング会社に入って、必要とされるスキルを身につけることができました。さらに根性がついた、長く働くことに対する根性がついた、その意味ではとてもよかったと思いますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 松本 恭攝
役職 代表取締役社長CEO

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