株式会社ALE ~「人工流れ星」で科学と社会をつなぐ、前人未踏の挑戦の裏側~

Vol.4 流れ星事業の可能性と実現したいこと

株式会社ALE 代表取締役社長/CEO 岡島 礼奈 (2019年7月取材)

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―流れ星事業の可能性と実現したいこと―

【ナレーター】

「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」を標榜し、活動を続けるALE。人工流れ星事業「Sky Canvas」を通じて岡島が実現したいこととは。


【岡島】

流れ星は、宇宙に興味がない人でも見ますよね。エンターテインメントというのは、特に楽しければみんな見るものですよね。

ですので、そういったところでたくさんの人に見てもらうことで、その中の今まで宇宙に興味なかった人に、「宇宙は面白い」とか「科学は面白い」と思ってもらい、そんな人をどんどん増やすのが、まずは流れ星を通じてやりたいことですね。

【ナレーター】

人工流れ星はエンターテインメントとしてだけではなく、宇宙に関するデータの取得や分析という面でも貢献ができると岡島は語る。

【岡島】

気候変動や天気予報などに用いられるデータとして役に立てています。これは今、研究者の方々と話をしていることで、実は気候変動に高層大気のデータが大事であるという論文も出ていますし、そこを掘っていこうとしているのがまずひとつ。

もうひとつとしては、高層大気の焼却炉としての性能の調査です。というのも、私たちは何粒もの流れ星のデータや流れ星が再突入するデータを取ることができます。

これからは特に探査機や宇宙船が、宇宙に行って帰ってくるということが増えてくると思います。はやぶさもそうですし、アポロも帰ってきました。そういう探査機・宇宙船が帰ってくるのに非常に役に立つデータができるはずだと思っています。

あとは特に今、スペースデブリ(宇宙ゴミ)をどう除去するかという話がありますが、スペースデブリも大気圏に突入させて燃やしてしまおうというパターンもたくさんあるので、そのときに安全に燃えるためにはどうすれば良いかというデータを我々は提供できると思っていますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 岡島 礼奈
役職 代表取締役社長/CEO
生年月日 1979/2/19
略歴 在学中に、サイエンスとエンターテインメントの会社を設立。2008年ゴールドマンサックス証券株式会社入社。2009年新興国ビジネスコンサルティング会社設立。2011年株式会社ALE設立。
愛読書 「三体」劉 慈欣 著

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