キュービーネットホールディングス株式会社 ~理美容業界の常識を塗り替えた、革新的人材育成システムの全貌~

Vol.6 スタイリストの仕事を通じて社会へ貢献する

キュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役 北野 泰男 (2018年10月取材)

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―スタイリストの仕事を通じて社会へ貢献する―

【ナレーター】

高齢化の加速に伴い、ニーズが高まることを予測した北野は、介護施設などを対象にした訪問理美容事業を展開。施設入居者へのヘアカットが不定期に行われている現状を改善するのが狙いだ。

【北野】

やっていく中で実感しているのですが、寝たきりの方々が結構いらっしゃる。そうすると、やはり寝た方を抱えながらカットしてさしあげるということになります。我々ハードで、店舗で、トラックで、となっていましたが、実際には病室でカットしてさしあげる方が結構お客さんのニーズとしては高かった。そうすると、抱きかかえながらカットするとなると、今の技法ではなかなか難しいんですね。その技法を新たにみんなと知恵を出し合いながら開発しなければならないということで、そういうトライアンドエラーを今、やっているところです。

その中で我々はボランティアとしてだけではなく、きちんとそこで働いている人たちが食べていける価格をいただくために、やはり価値を上げていかなければなりません。それはもっともっとトライアンドエラーを広げていってやっていけば、おそらく少し先にはなりますが、10年、15年先にはきちんとキュービーにとって事業の柱になっているのではないか、そうしたいと思いますね。

【ナレーター】

理美容のサービスを通じて様々な社会貢献を行うキュービーネットホールディングス。その中でも思い入れが強いと北野が語るのが、がんの副作用で髪が抜けた子どもを、髪の毛を切ることで励ます『Hair For Hope』というボランティア活動だ。

【北野】

この写真はシンガポールで一番大きな商業施設です。やはり『QBハウス』のクオリティの高いサービスで、このイベントを締めくくりましょうということになりました。特に日本から行った人たちは、やはり帰ってくると価値観ががらりと変わって帰ってきます。なぜかというと、女性の人は長く伸ばした髪の毛をカットします。それをかつらにしてさしあげるのですが、7歳や8歳くらいの女の子が、ずっと伸ばした髪の毛を切りに来ます。他人というか、知らない、同世代の人たちのために。

そうはいっても、やはり泣きながら髪の毛を切るわけです。でもその勇気と意識というのは、やはりスタイリストに対してすごく影響を与えます。自分のことしか考えていなかったという、結構そういう人たちがそれに感動して、「私、変わりましょう」という話になります。やはりこういうボランティアというのは、原点なのではないかと思います。

ただそれを何かの犠牲の中でやっていくだけではなく、もっと社会にインパクトを与えるためには、起業とか、海外だったら募金とかも結構普通にしている文化があると思います。そういう社会活動のようなものは、日本もしているところはたくさんありますが、もっともっと高めていったらまだまだ良い国はつくれるのではないかと思いますけどね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 北野 泰男
役職 代表取締役

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